2005年09月07日

政府の腐敗から森林不法伐採が止まらないカンボジア

 カンボジアでは現在、森林伐採がとんでもない勢いで進んでいます。政府はそれをコントロールするはずなのですが、腐敗、汚職から違法な伐採を全く制御できていません。
 詳しくはメコン・ウォッチのホームページをご覧ください。
 このたびついに環境問題に取り組む国際NGOを国外へ排除する動きが出てきました。以下にメコン・ウォッチからのメールを転載します。

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カンボジアにおいて今年2月、違法伐採の問題に取り組む国際NGOのグローバルウィッ
トネスによる報告書2000部が、正当な理由なく没収されました。また7月には同
NGOの職員5名の入国が禁止されるという事件がおこりました。カンボジア政府は、
未だにこの処分に関する正当な理由を説明していません。

カンボジアで活動するNGOはフンセン首相に対し、このような理不尽な処分の取
り消しを求める書簡を送っています。また、EUや世界銀行などのドナーもカン
ボジア政府へ働きかけています。

日本でも、メコン・ウォッチ、国際環境NGO FoEジャパン、フェアウッドキャン
ペーンが、カンボジア政府に対して今回の処分に関する説明責任を求め、カンボ
ジアにおける人権の尊重と言論の自由、そして海外市民団体も含めた市民社会に
おける自由な活動が保障されることを要請するレターを、日本政府へ提出するこ
とにしました。

つきましては、主旨をご理解いただき、ぜひともみなさまの賛同をいただきたく
お願い致します。また、お知り合いの団体・個人の方にお声をかけていただけま
すと誠に幸いです

賛同していただける方は、9月8日(木)までに、団体/個人名を明記の上、メコ
ン・ウォッチ後藤goto@mekongwatch.orgまでご連絡いただけるよう、お願いいた
します。

◆この件についての詳しい情報は下記をご覧下さい
カンボジア森林>違法伐採監視NGOが国外追放(2005.9.2)
http://www.mekongwatch.org/resource/news/20050902_01.html

◆この件に関するご質問やご要望などは下記までお問い合わせ下さい。
(特活)メコン・ウォッチ 後藤
電話 03-3832-5034 ファックス 03-3832-5039
電子メール info@mekongwatch.org

======================【要請文】===========================

2005年9月XX日

外務大臣 XXXX様

カンボジア政府による海外市民団体職員の入国・活動禁止処分への対応を求める
要請書

1980年代後半から深刻化しているカンボジアにおける森林伐採の問題は、農
村部に住む多くの貧困層の生活へ打撃を与えており、政治家・軍による関与や汚
職の問題が国際的にも認識されています。そのため、1999年に東京で行われ
たカンボジア支援国(CG)会合以降、日本政府を含める援助国とカンボジア政府
との間で、森林セクターの改革が取り組むべき主要課題のひとつとして合意され
ています。また、世界銀行、IMFなどの国際機関も違法伐採の取り締まりを融資
の条件にするなど、カンボジア政府による対策強化を求めてきました。カンボジ
ア政府も2004年に発表したRectangular Strategyにおいて、汚職の追放を開
発戦略の優先課題とし、市民社会やドナーなど全ての利害関係者を含む開発にお
けるパートナーシップを掲げています(1) 。

しかし、このように市民社会の関与の重要がうたわれながら、カンボジアでは違
法伐採の問題に取り組む市民団体職員への脅迫や理不尽な処分が続いています。
2005年2月20日、カンボジアの森林セクター改革に長年貢献している国際
NGO、グローバルウィットネス (2)の出版物、Taking a Cut?
Institutionalized Corruption and Illegal Logging in Cambodia's Aural Wildlife Sanctuary 2000部が一切の説明なくカンボジア政府によりプノン
ペン国際空港で没収され、カンボジア国内での出版・配布が禁止になりました。
また、2005年7月18日には、再入国しようとした同NGOの職員1名が、十
分な説明なくカンボジア政府によりビザを取り消され、カンボジアへの入国を拒
否されました。その後、さらに4人が同じく入国禁止処分を受けています。また、
現地からの情報によればカンボジア国内に残る同NGOのカンボジア人職員も脅迫
を受け続けています。

グローバルウィットネスは、過去11年間、カンボジアにおいて違法伐採と汚職
の問題を指摘する活動を行っています。同NGOは、1999年以降、商業レベル
での違法伐採は縮小しているものの、生産森林や保護区での中規模な違法伐採は
全土で継続しており、森林局・政治家・軍・警察が関与していることを指摘して
います(3)。違法伐採が未だに存在する問題は、ドナーの自然資源管理ワーキ
ンググループ(WGNRM)によっても指摘されており(4)、適切な森林資源管理
が緊急な課題であるということは、2004年のCG会合においても確認されてい
ます。違法伐採問題は、国際的にも取り組むべき緊急課題としてG8グレーンイー
グルスサミットにおいて行動計画に盛り込まれたところです。同NGOはこの問題
を、極めて詳細な現地情報および分析結果をもとに訴え続けており、今回没収さ
れた報告書にもその内容が含まれていました。

いわば、森林セクター改革という、カンボジア政府と援助国・機関が主要課題と
して合意した問題そのものであるにも関わらず、違法伐採の詳細を明らかにする
市民団体が排除されるという、極めて理不尽な処分が下されています。カンボジ
ア政府は2004年の第7回CG会合において、グローバルウィットネスの活動を
「歓迎する」 (5)と明言しているにも関わらず、今回の処分に関する十分な
説明は行っていません。

すなわち、グローバルウィットネスが今回のような処分を受ける理由はまったく
見当たりません。なにより、民主主義が確保されるためには、政府の説明責任、
情報公開、言論の自由、そして海外市民団体も含めた市民社会における自由な活
動が保障される必要があります。カンボジア政府自身も、とりわけ森林セクター
の改革と汚職の追放のためにこうした原則の重要性を公言してきています。よっ
て、これらが現実において実施されるためにも、私たちは日本国内外で活動する
市民団体として、日本政府(6)へ次のことを要請します。

1.今回のグローバルウィットネスの排除に関するカンボジア政府の説明責任を
求めること

2.カンボジア政府に対して人権の尊重および言論の自由を確保するよう求める
こと

3.グローバルウィットネス職員への入国禁止をはじめとする処分、および上記
報告書出版禁止措置の解除をカンボジア政府へ求めること4.森林セクター改革
と汚職の追放へのカンボジア政府のコミットメントを確認すること

この問題に関しては、既にEUが外交ルートを使ってカンボジア政府へ問題提起し
ており、世界銀行も対話の機会を設けていると聞いています。是非、この要請書
にご配慮いただき、日本政府としてしかるべき対応をとっていただきたく、お願
い申し上げます。

注:

(1)Royal Government of Cambodia, Implementing the Rectangular Strategy andDevelopment Assistance Needs, November 2004.

(2)自然資源の開発と人権侵害のつながりを明らかにすることを目的とした調
査研究型の国際NGO。英国ロンドンに本部を置く。2003年にはノーベル平和賞の
候補団体として推薦されている。http://www.globalwitness.org/

(3)NGO Statement to the 2004 Consultative Group Meeting on Cambodia, P50-51.

(4)"Key Reform Issues in Forestry and Fishery Sectors on behalf of Donors' Working Group on Natural Resource Management (WGNRM)", CAMBODIA CONSULTATIVE GROUP (CG) Meeting, June 19, 2002.

(5)Royal Government of Cambodia, Implementing the Rectangular Strategy and Development Assistance Needs, November 2004, p33.

(6)日本政府は、2004年2月の「カンボジア国別援助計画」の中で、グッドガ
バナンスの強化および森林犯罪の監視モニタリングプロジェクトを援助の重点分
野として積極的に支援すると明記し、「今後の同国の経済社会開発に於いても、
我が国の貢献は他のドナー国・機関に比し、相当に重要な役割を担っており、こ
の認識の下、より効果的・効率的な支援を実施していく必要がある」、としてい
ます。また、2005年6月30日の会合では、在カンボジア日本大使館の高橋大使も、
森林セクター改革が適切に行われるよう、フンセン首相へ要請されています。


特定非営利活動法人メコン・ウォッチ
代表理事 松本悟
住所:東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル2F

特定非営利活動法人国際環境NGO FoE Japan
代表理事 岡崎時春
住所:東京都豊島区目白3-17-24-2F

フェアウッド・キャンペーン
満田夏花/坂本有希
住所:東京都港区虎ノ門1-18-1第10森ビル4F
posted by yasu at 16:58| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほんとうにやっていいの?郵政民営化

 今朝の新聞にも「賛成か。反対か。」という自民党の広告が載っていました。相変わらず郵政一本で乗り切ろうとしているようです。裏を返せば、郵政以外に国民に賛同を得られる政策がないということでしょう。
 自民党政権の継続=サラリーマン増税、国民のごく一部の富裕層へさらなる優遇、貧困層の増大、格差拡大による社会の不安定化、教育基本法改定による国民統制、憲法改定、徴兵制の復活、と、小泉ファシズムへ突っ走るのは目に見えています。そんな中で郵便局がコンビニに変身して便利になったところでなんの意味があるのでしょうか?

 だいたい小泉さんにとって唯一の論点である郵政民営化にしても、それが本当に改革につながり日本を良くしていくものなのか疑問です。
 330兆円が民間に流れると言いますが、郵貯は今まで政府の言うまま国債を買い支えてきただけで資金の運用などしたことがないのです。それが突然自由にしていいといわれても、まともな運用などできるはずがない。結局アメリカのなんとかファンドに委託してアメリカの都合のいいように使われることになるのではないでしょうか?それが竹中平蔵の狙いでしょう。
 そしてそのなんとかファンドには運用を失敗しても責任がありません。手数料だけ取って郵貯の資金は目減りしていく一方です。

 さらに、郵貯が国債の買い支えをやめてしまうとどうなるか?2008年には国債の大量償還が控えています。いまでも低い格付けにあえいでいる日本国債は大暴落ということも大いにあり得ます。そうなれば日本の経済は崩壊します。南米の国であったような何百パーセントというハイパーインフレも起こるかもしれません。
 そこでもっとも苦しむのは一般の国民です。富裕層や政治家たちはその中でも平気な顔で「困ったことになった」と笑っているでしょう。

 それでも日本人は小泉を支持するんでしょうね。もうファシズムは始まってしまっているようですし。

 郵貯の問題については郵貯崩壊に詳しくかかれています。あくまで一つの可能性ですが、あり得ないとは言い切れないと思います。

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posted by yasu at 11:27| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

自民党圧勝か?

 世論調査などを見ると、どうも自民党が圧勝するようですね。「かっこいい」小泉さんに陶酔してしまっているんでしょうか。確かに「自民党をぶっ壊す」と言って、ほんとにそれをしてしまったことには胸がすっとされた方も多いことでしょう。
 でも、小泉さんは国民のためにそれをやったのでしょうか?どうもそれは怪しいようです。小泉さんには長年の経世会の自民党支配への恨みがあるようで、経世会を支える郵政票をぶっつぶしたい、というのが本音のようです。詳しくは「週刊金曜日」をお読みください。
 結局は自民党内の権力争いに過ぎないのですね。そんなことで日本の未来を決められてしまっていいのでしょうか?このまま自民党が勝ってしまったら、間違いなく日本はぶっ壊れます。


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「週刊金曜日」 9月2日 発売号目次

■9.11日本
郵政目くらまし選挙に騙されるな(本誌取材班)
第44回衆院選が30日に公示され、与野党が9月11日の投票に向けて12日間の
選挙戦に突入した。小泉純一郎首相は郵政民営化の是非を最大の争点とした
い考えだが、問われるのは、小泉政権の実績と政治姿勢だ。

「刺客」候補者たちの胸算用(横田 一)
「一人一殺」か「一殺多生」か、かつて血盟団は殺人を正当化しようとした
という。裏切り者を絶対に許さない党首やその手足となる「刺客」にも、
大義があるのだろう。「刺客」たちの裏事情を探る。

安保利権を狙う超党派の新国防族(野田 峯雄)
もちろん今回の選挙では郵政民営化だけが争点ではない。小泉政権下では、
長年の自民党悲願であった有事法制が成立し、軍事大国化が進んできたこ
とを忘れてはいけない。


■改正介護保険の表と裏
介護の現場はどう変わる?(甘利 てる代)
6月22日、改正介護保険法が参議院を通過しました。
2006年度から大きく転換する介護保険制度。
被保険者(利用者)の暮らしはどんなふうに変わるのでしょうか。


■列島アウトドア・ノート 第1回
セイヨウオオマルハナバチ、知床半島に接近す(平田 剛士)
各地で自然修復の動きが活発だ。外来種対策、砂防ダムの切り下げ、絶滅し
てしまった群れの復元……。
従来の自然保護運動の域を超えて、どうやらわがニッポン丸、本気で舵を切
り始めたらしい。
でも新航路は未知なことばかり。
逆行しているところもある。試行錯誤の現場を訪ね歩いた。
posted by yasu at 12:07| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月29日

靖国抗議行動弾圧

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 8月15日靖国神社への抗議行動の中で逮捕者が出たそうだ。大手新聞各紙では過激派6名と右翼2名が逮捕されたと報じられたそうだが、これは事実と違うようだ。
 どうやらメディアは警察の発表を鵜呑みにして記事にしたようだが、今の日本の警察が真実を発表すると考えることは難しい。岩波ブックレットの「これが犯罪? 『ビラ配りで逮捕』を考える」を読むと現在の公安の暴走ぶりがよくわかる。
 正当な手段で自らの信条を表明することで、それが国家の意にそぐわないものなら即逮捕されてしまう。現在、もうそんな世の中になってしまったのかと思うと、空恐ろしい。それを監視しなければならないはずのメディアが権力の言いなりでは、絶望的な気持ちになってしまう。せめて「週刊金曜日」のような雑誌が真実を伝え続けてくれることを応援したい。

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「週刊金曜日」 8月26日 発売号目次

■対談 早野透 宮台真司
2005年総選挙をどう読む
小泉流“非情”政治 なぜ支持率が高いのか
今回の郵政民営化法案否決による衆議院解散は、かつての自民党では考えられないものであろう。
また小泉純一郎首相は反対派の公認を取り消すだけでなく、反対派候補に「刺客」まで送りこみ、世間を驚かした。
今回の選挙をどう考えるか、政治に詳しい『朝日新聞』コラムニストの早野氏と社会学者である宮台氏に緊急対談してもらった。

小泉型の弱肉強食社会はこの国に似合わない(北村 肇)


■看板つけかえで終わった道路公団改革が示す
“民営化真理教”小泉首相のウソ八百(横田 一)
道路公団民営化は小泉純一郎首相の政治ショーに終わった。
総選挙の踏み絵に祭り上げられた郵政民営化問題も同じ結末に向かっている。


■辺見庸――死、記憶、時間、恥辱、想像力の彼方へ
いま、「永遠の不服従」とは何か


■炸裂する「静かな時限爆弾」アスベスト(粟野 仁雄)
高度経済成長時代、馬車馬のように働いた人が今、ばたばたと倒れる。潜伏期間30〜40年。
発症後5年の生存率は3・7%という悪性のがん、中皮腫。
牙を剥きだしたアスベストの危険を、業界も国も、はるか昔から熟知していた。

20年前から鳴り続いていた警鐘
横須賀石綿じん肺訴訟の軌跡(広田 研二)
クボタがアスベスト被害者数を発表したことで、にわかに注目を集める石綿じん肺だが、すでに20年前からその因果関係を主張し、救済を訴える裁判が闘われていた。
あらためて当事者たちの歩みを辿ってみた。

“静かな時限爆弾”
暮らしに潜むアスベスト(水原 博子)
アスベストによる健康被害が問題になっています。
耐火性に優れたアスベストは、身の回りの多くのものに使われました。
現在、もっとも多く使われているのは建材。
労働災害だけでなく、家庭内でアスベストに被曝する可能性もあるのです。
posted by yasu at 08:52| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

茶色の朝

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 茶色の朝という本が静かながら評判になっているようだ。フランク・パブロフ作、イラストがあのヴィンセント・ギャロ。
 最初は猫だった。茶色以外の猫が処分され「俺」は飼っていた猫に胸を痛めるが喉元を過ぎれば忘れてしまう。次は茶色以外の犬が禁止され、それを批判した新聞は廃刊になってしまう。何かおかしいと思いながら、「茶色に守られた安全」のなかでそれなりの快適な生活に身をゆだねていく。友人は茶色の犬を、「俺」は茶色の猫を飼って安心していたが、法律が変わり過去に茶色以外の犬や猫を飼ったことがあるだけで罪になるようになってしまう。「抵抗すべきだったんだ」と後悔をするが「俺には仕事があるし、毎日やらなきゃならないこまごましたことも多い。他の人たちだって、ごたごたはごめんだから、おとなしくしているんじゃないか?」と言い訳をしてしまう。やがてすべてが茶色に染まった朝、「俺」の家のドアがたたかれる。
 とても短い寓話だ。2002年にフランス大統領選で極右候補が決選投票まで残ってしまったときこの本がベストセラーになったそうだ。茶色はナチの制服の色からフランス人にとってはファシズムや全体主義のようなものを想像させるそうだ。ほんの後半に詳しい解説が付いている。是非多くの人に読んでもらいたい本だ。大切なのは思考停止をやめること。現在の日本の状況にも当てはまる。

 原水爆禁止世界大会に初めて参加した。戦後60年ということもあり、数多くの新たな参加者があったようだ。
 長崎での初日、8月7日は全体集会と文化の夕べで4千5百人が参加したそうだ。海外からも多くの代表が集まり、「参加案内」によると26カ国から264名が参加しているそうだ。特にフランスからは約130人も来ているということだ。全体集会でそのフランス代表の女性が挨拶をした。美しい。会場がざわついた。こんな人が先頭に立てば、そりゃ130人ぐらいついてくるだろう。
 文化の夕べでは被爆体験を合唱と語りで構成したものや沖縄読谷村の子ども獅子舞などが披露された。前方の真ん中辺に陣取っている海外代表たちが大いに盛り上がっていた。やっぱり外国人はこういうのを楽しむのがうまいですな。
 翌日はテーマ別集会で、私は「アジア・日本の平和」というテーマの会に出席した。韓国、フィリピン、中国、アメリカなどから代表が参加し各国からの報告、討論が行われた。
 韓国からは北朝鮮の問題、フィリピンからは米軍基地問題、中国からは日本の政権内に右翼が台頭していることへの懸念や中国の核保有問題などが報告されたが、すべてに共通するのはアメリカの世界戦略がその大元にあることのように感じられた。アメリカの代表からはアメリカの新世紀戦略http://www.newamericancentury.org/が紹介された。世界をコントロールしようとするアメリカの傲慢さがわかる。

 8月9日、被爆の痕跡を巡る散歩に参加した。朝、ホテルを出るとたちまち真夏の日差しが襲ってくる。すかさずコンビニに入り1リットルのお茶を買う。最近のペットボトルはコンパクトになって便利だ。路面電車を待つがなかなかやってこない。待っているだけでも体力を奪われていくが、ようやく来た電車内は人でいっぱいだ。
 午前9時を少しすぎた頃、集合場所の長崎新聞社前に到着した。人がいない。まだ5分も過ぎていないが、もう出発してしまったのだろうか。建物の周りを歩いてみるがそれらしい人の集まりは見られない。入り口前まで戻ってみると、ビルの中に人が集まっている。その中に入って見回してみるが、知っている顔は無いようだ。この集団でいいのだろうか。ふらふらと歩きながら迷っていると、若い女性に声をかけられた。
「平和散歩に参加されるんですよね」
 ここでよかったのか。それにしてもなぜ彼女は私の名前を知っているのだろう。労連の人だろうか。まあ、どうでもいいか。
 ほどなくして出発となった。炎天下、数歩進んだだけで汗が噴き出る。坂もあり時に階段の登りもあり、散歩というよりは苦行のようなものだ。半分が倒壊し一本だけで立っている鳥居。石に刻まれた文字も爆風が吹いてきた側は熔けて消えてしまっている。大学の1メートル四方ほど有りそうな石の門柱が傾いている。内側のそれより小さな柱は跡形もなく吹き飛んでしまったそうだ。川に落ちた教会の鐘楼は、水を堰き止めてしまったがその横に新たに川が造られ、そのまま保存されている。
 60年前のこの日、これが現実に起こったのだと考えると寒気がした。この目の前の場所でどれだけの人が死に、どれだけの人が苦しみもだえていたのか。
 しかし、暑さですぐ現実に引き戻される。見渡す今の街は平和だ。ぼやぼやしていたらおいていかれそうになった。また歩かなくては。
 如己堂というところに来た。二畳一間の小さな家だ。自ら白血病に冒されながら、被爆者の治療に力を尽くした永井隆博士が住んだ家だそうだ。恥ずかしながらこの方のことを知らなかった。3日前に原爆資料館へ行ったとき、売店で永井隆さんの本が並ぶコーナーがあった。そこで初めて知り、1冊本を買ってみた。その本もここで書かれたものかもしれない。どんな人だったのだろうか。帰ったら早速読んでみよう。
 平和公園は満員で入場制限されていた。
「毎年来てるけど、こんなの初めてよ」
 近くにいたおばあさんが、中に入ることが出来ないで係員に愚痴をこぼしていた。60年目の区切りということだけではないだろう。それだけ平和に危機感を抱いている人が多いのではないだろうか。
 坂を下って爆心地へ向かう。今は公園となっているその場所に原爆落下中心碑が立っている。ここにも多くの人が集まってきている。それにしても暑い。シャツはもう絞れば水が流れるほどだ。木陰を見つけて逃げ込んだ。
 11時2分、黙祷。サイレンが鳴る。一瞬の閃光、爆風、何もかも溶かす熱、そして闇。原爆資料館で見た光景を思い浮かべてみる。60年前のこの時間、その想像を超える地獄がここにあった。どれほどの苦しみか、どれほどの恐怖か。いや、ここにいた人はそんなものを感じる間もなく消えていってしまったのだろう。
 目を開くと平和な夏の日だ。この暑さにぐったりさせられる幸せを大切にしよう。
 記念式典が終わり、港近くの夢彩都というショッピングセンターに寄ってみると紀伊国屋書店があった。ちょうど「憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言」を買いたいと思っていたところだ。平和に関連したコーナーでもないかと思ったが、そこにあったのは扶桑社版歴史教科書の平積みだった。この長崎で8月9日にこのようなものを積極的に売るとは。なにも買わずに店を出た。店員は配本されてきたからそのまま並べただけなのだろう。自分で考えることをやめてしまった人間が増えているのだろうか。茶色の朝が近づいている気がしてならない。
 と、ここまで書いた後、新宿南口の紀伊国屋へ「憲法を変えて〜」を買いに行った。が、見つからない。入り口付近の一番目立つ場所にはあの歴史と公民の教科書や頭のおかしな漫画家の本など右翼系の本ばかり。店員に尋ねると岩波ブックレットは5階だという。行ってみるとやはり平積みは見つからず棚にわずか2冊が刺さっていた。こんなアカの本は絶対に売らないという決意が見て取れるようだ。ここは右翼の店だったのか、もうここで買うのはよそう、と思いつつ店を後にした。
 仕方がないので池袋で電車を降りリブロへ行った。新刊のコーナーを探すとかろうじて棚に面出しで置いてあった。それを手に取り中央の平積みを見て回ると東条英機の孫の本やアジアを見下した右翼本が大きなスペースを占めている。さらに入り口脇にはやはりあの漫画家の本が大量に積んである。なんだ、日本はもうすっかり真っ茶色じゃないか。何で今まで気がつかなかったのだろう。でも俺には仕事があるし、毎日やらなきゃならないこともある。他の人たちだって・・・いけないいけない。これからでも抵抗を始めないと。
posted by yasu at 13:43| 埼玉 ☔| Comment(4) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月16日

マウンマウンさん 大阪高裁で難民認定

 ビルマ情報ネットワークからうれしいメールが届きました。難民認定を巡って大阪高裁で争われていたマウンマウンさんが勝訴したそうです。
 大阪高裁はマウンマウンさんを難民として認定したということです。高裁が難民を認定したのは初めてのケースだそうです。
 03年4月に国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)からマンデート難民に認定されているので、あたりまえの結果ともいえるのですが、日本においてはなぜかこれが画期的な出来事となってしまいます。なにはともあれ、喜ばしい結果でした。
 ただ、喜んでばかりもいられません。法務省は最高裁に上告するかもしれません。法務省は難民のことなど考えていませんから、メンツのためにおそらく上告するでしょう。これほど難民に冷たく、国際的な義務を果たさない国が国連の安保理常任理事国入りなどと、片腹痛いですね。
 とにかく、上告はやめさせなければなりません。以下に法務省への要請書を求めるビルマ情報ネットワークからのメールを転載しますので、ご協力お願いします。

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日本ビルマ救援センター(BRCJ)からのお知らせです。

秋元由紀(BurmaInfo)

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マウンマウンさん 逆転勝訴判決!!
法務省に上告断念を呼びかけましょう

皆さま、

 ビルマ人難民のマウンマウンさんの難民不認定取り消し訴訟についてご報告と
お願いです。

 まずはとてもうれしい報告です。15日の大阪高裁は原告を難民ではないとし
た法務省の判断に誤りがあるとし、マウンマウンさんを難民として認定しました!
高裁で難民認定を勝ち取ったのは、なんとマウンマウンさんが初めてです。

 また皆さんにご協力いただいた「在留特別許可を求める要請書の署名」は、
計2241筆集まりました。短期間ではありましたが皆さんの注目とご協力に心から
感謝いたします。ありがとうございました。

 しかしまだ裁判は終わりではありません。裁判に破れた法務省が最高裁に上告
する可能性があります。
 期限は2週間です。それまでに被告=法務省が上告しなければ判決は確定し、
マウンマウンさんはやっと晴れて日本で自由の身になることができます。

 今、私たちができることは、法務省に働きかけ、上告を断念するよう要請する
ことです。

 皆さんにお願いです。以下に添付した要請書に日付、お名前、連絡先を記入し、
できれば一言、皆さんから法務大臣へのメッセージを書き添えて(ぱっと思いつ
かなければ、なくても構いません)、以下の宛先までメールか郵送でお送りくだ
さい。メールの場合は、集約先のアドレスにもあわせてお送りください。

 期限は6月30日です。それまでに法務省側が上告を断念した情報が入ればお
知らせします。
 なお「在留特別許可を求める署名」については、別途賛同団体を募って提出す
る要請文とともに、法務省入国管理局に提出させていただきます。

 皆さまのお力添えで画期的な判決を勝ち取ることができました。
 あと、もう一歩です! 今回の行動にもぜひご協力ください。

 この文面は以下のURLでもご覧になれます。
 http://www.burmainfo.org/brcj/ua-mgmg_200506.html

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(要請書宛先)

メール(法務省と集約先の両方に送ってください):
webmaster@moj.go.jp(法務省), carlan@mrc.biglobe.ne.jp(集約先)

郵 送:
〒100-8916
東京都千代田区霞ヶ岡1−1−1
中央合同庁舎第6号館
法務省
法務大臣 南野智惠子 様


(要請書本文)
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東京都千代田区霞ヶ岡1−1−1
中央合同庁舎第6号館 法務省

法務大臣 南野智惠子 様


ビルマ人難民マウンマウンさんに対する大阪高裁判決への上告断念を求める要請書


 大阪高等裁判所は2005年6月15日、ビルマ(ミャンマー)人難民申請者
マウンマウンさんによる難民不認定取り消し訴訟について、難民不認定処分と退
去強制令書発布処分を取り消す原告勝訴の判決を下しました。

 01年10月の来日から3年8カ月後、03年4月に国連高等難民弁務官事務
所(UNHCR)からマンデート難民に認定されてから2年後になって、ようや
く本人の訴えが裁判所によって全面的に認められました。マウンマウンさんは上
陸直後から1年半に渡り、西日本入国管理センターに収容されていました。

 難民不認定の取り消しを求めた裁判で、高等裁判所が原告側の訴えを認め、難
民と認定したのは今回が初めてです。

 1988年の民主化運動から17年が経つ現在も、ビルマ軍事政権は国内支配
の手を緩めていません。6月19日に60歳を迎える民主化運動指導者アウンサ
ンスーチーさんを始め、1500人余りの政治囚が今も自由を奪われています。

 同国の人権状況に改善が見られないことは世界的な関心事です。最近も国際労
働機関(ILO)は、軍政の強制労働廃止への取り組み不足を非難し、制裁措置
の再開を決めています。

 今回の判決が認めるように、ビルマ軍事政権は国外の反政府活動をも厳しく監
視しています。日本国内で活動を続けるマウンマウンさんが送還されれば、迫害
の危険が及ぶことは明らかです。

 法務省におかれましては、今回の司法判断を尊重し、マウンマウンさんに難民
認定を行うこと、また最高裁判所への上告を行わないよう要請します。


(一言お書き添えください)



日 付:2005年6月 日
名 前:
連絡先:

---------------
(ここまで)

メール宛先(法務省窓口と集約先の両方に送ってください):
webmaster@moj.go.jp, carlan@mrc.biglobe.ne.jp

※件名を『ビルマ人難民マウンマウンさんに対する大阪高裁判決への上告断念を
求める要請書』としてください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇■日本ビルマ救援センター(BRCJ)事務局■◇

FAX:050-2008-0125
E-Mail:brcj@syd.odn.ne.jp
URL:http://www.burmainfo.org/brcj
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2005年05月31日

アウンサンスーチーさん誕生日

 我が子の誕生ですっかり更新をする余裕がなくなってしまいました。子どもの世話をしてるとほんとに時間が飛んでいくようです。でも、この子のためにも世界に目を向けていかなければなりません。憲法についても中途半端になってしまっているので、早めに書いていきたいと思っています。

 ところで、6月19日はアウンサンスーチーさんの60歳の誕生日です。2年前の軍政による暗殺未遂の後、自宅軟禁が続いていて、健康状態が心配です。1日も早い解放を願うばかりです。
 ビルマ市民フォーラムに多くのメッセージが寄せられています。以下にメールを転載させていただきます。


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    ビルマ市民フォーラム メールマガジン     2005/5/27
People's Forum on Burma   
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アウンサンスーチーさん60歳誕生日記念イベント『アウンサンスーチー
を忘れない!〜軟禁下で迎える60歳〜』(6月19日)にあたり、多くの方
から届いたメッセージをご紹介いたします。

  ▼ビルマ市民フォーラムのウェブサイトでもご覧いただけます。
   URL : http://www1.jca.apc.org/pfb/index.htm

PFB事務局
                pfb@mb.neweb.ne.jp

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★アウンサンスーチーさんへのメッセージ★ (2005年5月27日現在)
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国会議員、著名人のみなさまを含むたくさんの方より、メッセージが届きました。
ぜひ、みなさまもスーチーさんへのメッセージをお寄せください!
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【50音順・敬称略】

◆権利は戦いによってのみ守られ,実現せらるというイェーリングの
言葉は,ビルマにおいても日本においても真理だと思います。
弛まざる静かな戦いを互いに続けましょう。
【伊佐千尋(作家)】

◆Congratulation for your 60th anniversary. I would like to send this cerebrating message to you, On behalf of my Japanese Friends, who are always respecting you for your courage and efforts to bring the freedom and peace not only to Burma but also to the whole world.
You are really the person who is worthy to obtain Nobel Prize of peace.
Even in the case that you are in severe difficulty, please keep it in your mind that there are people in many countries including Japan, who are willing to help you by any means. Please take good care of your health and continue your activity forever.
【Kazutomo Imahori,(Prof. Ph.D.)】

◆平和と民主主義を求める長いたたかいの人生に,心から激励の拍手を
送ります。世界では,共感の輪は確実に広がっています。これからも
頑張りましょう。
Many happy returns of the day !
【江田五月(参議院議員)】

◆お誕生日おめでとうございます。このおめでたい日もアウンサン
スーチー様は自由が奪われたまま。こんなひどいことはありません。
自由こそ,人間にとって大切で貴重なことです。
自由とは人間としての尊厳もむろん含まれている本当の自由です。
そして,人間から言論の自由を奪われることは大変に辛いことです。
一日も早く人びとに真なる自由が戻りますよう,心からお祈り申し上げます。
私たちも今後ともそのために何かしら発言し,行動していきます。
【大石芳野(写真家)】

◆ビルマの民主化を求め,信念を貫く姿に未来を切り開く力を信じます。
【大畠章宏(衆議院議員)】

◆ビルマの華,おめでとう!
【唐十郎(演出家)】

◆私たち川口家の代表して,お誕生日のお祝いを述べさせて
頂きます。ますますのご発展を心よりお祈り致します。
【ジョージ川口(ミュージシャン)二男 川口ライジ】

◆60歳のお誕生日おめでとうございます。ご不自由な日々をお過ごしの
ことと存じますが,必ずや,いつの日か,不死鳥のごとくよみがえり,
世界に羽ばたく日が訪れますことを,
固く信じております。その日まで,どうかお元気で,頑張ってくださいますよう,
お願い申し上げます。【小林憲司(衆議院議員)】

◆60歳のお誕生日おめでとうございます。多事多難な人生をよく耐えて
生きてこられたことに心から祝福いたします。ビルマの未来の希望の星として
これからも御健勝であられることを祈念しております。マックス・ヴェーバーは
およそ不可能と思えることにいどまなければ可能なことも実現しないのが
政治であると喝破しましたが,ビルマの現実もそれを示しているみたいです。
どうか岩盤を打ち抜く“力”を全世界の人々に見せて下さい。
【住谷一彦(立教大学名誉教授)】

◆わたしたちは,あなたのことを忘れていないし,これからも忘れることは
ないでしょう。
苛酷な闘いにめげぬ,あなたの爽やかな面影は,人間の希望です。
【寺島アキ子(脚本家)】

◆パガン,マンダレー,インレー,どこへ行ってもビルマの人びとはあなたの
写真を部屋のどこかに飾っています。
あなたはビルマの人びとに,やってくる日々は必ずより良い変化につながって
いることを伝え続けています。
【野田正彰(関西学院大学・教授)】

◆独裁から民主は歴史の必然です。いつの日かあなたの非暴力の闘いが
ビルマの人々 の上に自由をもたらすことを私は確信しています。一刻も早く
軟禁状態から解かれ, あなたと
ビルマの人々が再び微笑みのときを取り戻すことを祈っております。
【本多勝一 ・ジャーナリスト】

◆21世紀のテーマがcivil disobedience (市民的不服従)と言う人がいます。
考えれば考えるほど私もそう思い始めています。民主国家と称する国でさえ、
物事を政治家に任せるとロクなことがないのは確かです。
しかし、状況がもっともっと厳しいビルマでアウン・サン・スー・チーはcivil
disobedience
の実例を随分前から見せてくれています。その辛い結果も長年体験している
彼女が一日でも早く自由の身になることを祈ります。
【ピーター・バラカン】

◆お誕生日おめでとうございます。私にとっての「自由の女神」とは,
あのニューヨークのスタッテンアイランドに立っている彫刻ではなく,貴女です。
言いたいことが,おだやかに言える自由。書きたいことが豊かに書ける自由。
そして歌いたい歌が楽しく共に歌える自由。それこそが幸せに生きられることの
基本です。たおやかに強く優しく美しく,どうぞいつまでもお元気でいつか本当の
自由の身となられることを遠い日本から熱く念じています。
【湯川れい子(音楽評論家・作詞家)】

◆はじめまして。
私は日本で歌い手として活動している由紀さおりと申します。
60歳のお誕生日をどこでどんな風に,どなたと迎えているのでしょうか?
あなたが囲いのある高い塀の向こうから髪を束ね,白いランの花でしょうか,
耳元にかざり大変な戦いであるにもかかわらず,おだやかで清らかなほほ笑みを
浮かべ,熱狂した市民に迎えられて,ほんのひとときメッセージを言われたことがありま
したよね。
私は忘れていません。
コンサートで「ビルマの竪琴」で歌われた「旅愁」「埴生の宿」のリクエストがあると,

アウンサンスーチーさんはどうしているのでしょうと,客席の皆さんに呼びかけていま

す。
世界中の心ある人々はあなたの現状を憂いています。
勇気をもちつづけて下さい。
希望を持ちつづけていて下さい。
元気でいて下さい。
【由紀さおり(女優・歌手)】

◆Happy Birthday!
ビルマの,そして世界の平和のシンボルであるあなたの心を運動を
心から応援します!!
【吉田ルイ子(写真家)】

◆アウンサンスーチーさん,60歳のお誕生日おめでとうございます。
どうぞお体に気をつけてビルマの国民のためにがんばって下さい。
遠い日本から応援しております。
【渡辺貞夫(ミュージシャン)】

◆苦難の中でのお誕生日をおめでとうございます。大勢のお国の方々がわたくしと
同じ思いを持っていらっしゃることと思います。ひたすらお国の人々を心より支援しま

す。
日本でもこのようなNGOの動きが顕著になって来ました。政治家の皆さんがNGOの

動きにも気配りをし始めているものと信じます。お国が再び“微笑の国”に戻りますよう
祈念し,わがNGOの活動に期待します。
【匿名(一人の文学者)】


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

● Congratulations for your 60th Birthday. And for eternal revolution strong resistance.
(阿刀田高/日本ペンクラブ専務理事)
(Takashi Atoda / Managing director, the Japan PEN Club)

●あなたの瞳が美しいのは,みんなの幸せを願っているから。そして,
瞳の光が強いのは,先の希望をみつめているからだと思います。私たちも同じ
希望をみつめています。
(堀田力/さわやか福祉財団・理事長)

●お誕生日おめでとうございます。誕生日当日の様子をTVなどの報道で拝察
できるか微妙ですが,元気なお姿を見れますように祈っています。体に気をつけて,
これからもがんばってください。
近くて遠い日本より応援しております。
(村田昭浩/会社員・山梨県)

●だいぶ以前に「毎日新聞」に連載された「ビルマからの手紙」をなぜかいつも
読んでいました。日本で出版された「自由」(集英社)も読んでいました。スーチーさんが
留学されたことのある京都大学卒業ということも身近に感じる理由の一つかもしれませ

ん。
大阪で初めてビルマ難民を弁護する必要が生じたとき,これらの経緯から私が担当する

ことになりました。
ビルマの民衆のためのスーチーさんのたたかいを全面的に支持します。
すでに17年という長い期間が経過しました。
スーチーさんの苦労は想像をはるかに超えていると思いますが最後にスーチーさん
達が勝利することに疑問はありません。ジュネーブの国連人権委員会に参加することが

ありますが,日本のNGOとしてビルマの軍政批判をすることの必要性を感じています。

日本はビルマ軍政の大きな支援国ですから,その国民は政府に対し軍政支援を停止
することを訴えるべきと思います。スーチーさんの健康とたたかいの前進を願います。 

 
(空野佳弘/弁護士)

●軟禁下でも民主主義と民衆のために揺るぎない姿に尊敬申し上げます。
そして,民主主義と民衆のために迫害のおそれを乗り越えて戦っている,在日の,
そして世界の民主化活動家の皆さんも尊敬しています。
アウンサンスーチーさんそして皆様の,政府を民衆の手に取り戻す運動は,多くの日本人

とっても目標であり,輝きです。
心より,アウンサンスーチーさんのお誕生日をお祝い申し上げ,ビルマが一日も早く民主
化されるよう,願います。
(土井香苗/弁護士)

●Our friends told us that you will be 60 years old soon. Many Burmese asylum seekers aredenouncing the suppressive control by the military junta in Japan.
They give meopportunities to know the Burmese reality. They are your sons, who are promoting your democratic causeand agenda. We hope that you should be released from house custody quickly and given full political and social freedom together with other genuine pro-democratic individuals, famous or not.
I will be committed to democratic Burma with your sincere sons in Japan.
(Iwata Kenji / a member of a migrant workers’ support group, RINK, in
Japan)

●Our friends told us that you will be 60 years old soon. Many Burmese asylum seekers are denoucingthe supressive control by the military junta in Japan.
They gave me opportunities to know the burmese reality. They are your sons, who are promoting your democratic cause and agenda.
We hope that you should be released from house custody quickly and given full political and social freedom together with other genuine pro-democratic individuals, famous or not.
I will be commited to democratic Burma with your sincere sons in Japan
(Iwata Kenji, a member of a migrant workers' support group,RINK, in Japan)

●長い長い道のりの、軟禁状態というのは、私には、想像を超えるものでしか
ありませんが、私の住む日本にも、ある意味、軟禁状態におかれている一人の
人物がいます。世界的にも名のあるその人の名を、今明かす事は出来ませんが、
その人は、熱心な、会員の前と、世界の、良心の識者の訪ご問の前には、姿を
見せ話す事は許されてますから、誰も、その待遇に気がつきません。
でも、いつの日か、必ず、歴史が証明することになるでしょう。私が気がついてから
でも、もう三年が経ちます。世界に友好の対話を広げ、国内でも、それはたくさんの
人を激励し続けてきました。戦争に反対し、非暴力主義による対話運動の輪を
広げてきた人です。しかし、今、その世界にも出かける事は出来ず、国内にも出て
いけません。
夏の保養(ここでも彼は休む暇なく闘っていますが)は許されますが、年中、東京の中

で、激務を強いられ、彼は、その機会を最大に利用して、後世に残るメッセージを
発し続けています。
アフリカのマンデラさんも一万日という長き牢獄生活をされていたんですよね。とても口
では言い表されないような過酷の人生を乗り越えられた、その笑顔に感銘してます。
どうか、アウンサンスーチーさんも、世界の人達が応援している事を胸に頑張って下さ

い。お誕生日おめでとう御座います。お体を大切に。
(山川トモコ/自営業)

● 軍事政権により理不尽で過酷な政治を余儀なくされている貴国ビルマに
民主制をもたらそうとする貴方様のこれまでの長い試みと努力,日々の御辛苦は
21世紀の今,国際社会,とりわけ平和憲法を国是とする私共日本の国民が大きな
関心のもと。見守らせて頂いております。
かつて私共も60余年前に太平洋戦争の敗戦で焦土の中から軍政の愚かさとそれが
決して国民に幸福をもたらさぬことを教訓として心に刻みましたが,貴国もまた近い
日に民主国家として東南アジアの平和と安定に翼される日が訪れることを信じ,
心よりお祈り申し上げます。くれぐれもお体御大切に。
貴方様の国,ビルマのため平和の闘いを完遂されますように。合掌。
(紀平悌子/日本婦人有権者同盟・代表)

●アウンサンスーチーさん、60歳の誕生日おめでとうございます。
もしも自由を奪われていなければ、あなたは多くの人に囲まれてこの日を
祝うことができたでしょう。民主化を求めて立ち上がってから17年。
あなたはこれまで幾多の苦難を背負ってきました。2年前にはディぺーイン
虐殺事件が起きました。
そして60歳の誕生日を迎えたいまも、あなたが軟禁状態に置かれていることを
思うと、胸が痛みます。
私たちJR総連は、スーチーさんの60歳の誕生日に際し、真に民主的ビルマを
建設するために不屈に闘い続けているスーチーさんに思いを馳せ、日本の地から
熱い連帯を表明します。そしてビルマの労働者とその未来のために、ともに闘う
ことを表明します。いつの時代も、反動政府による強権的支配に立ち向かい、
民主化を求めて闘う人々は、「反政府勢力」や「危険人物」などとレッテルを貼られ、

活動の自由を奪われ抑圧されてきました。1990年の選挙の敗北を認めず、
強権的支配を今も続けている
ビルマ軍事政権は、まさにそうした抑圧者の典型と言えるでしょう。
私たちは、ビルマ民主化の闘いとともに、軍事政権を黙認している国際社会の
現実に対しても、闘っていかなければなりません。そこには新自由主義的グロ
ーバル化に基づく弱肉強食の競争と支配の構造があるからです。日本政府のODAや、
利益を求めてビルマへの投資を行う日本企業の行動も
ビルマ軍事政権の延命を支え、民衆の生活を踏みにじっています。
私たちはこうした一つ一つの現実に対し、労働組合の立場から立ち向かっていきます。

自由を奪われてなお、ビルマの民衆と未来のために不屈に闘い続け、静かな笑顔で
民衆に語りかけるスーチーさんの姿は、ビルマ民衆だけでなく、世界中で圧政の
下に虐げられ苦闘を強いられている労働者たちの希望です。JR総連は、スーチーさんが
一日も早く自由になる日を、そしてビルマに真の民主国家が建設される日が来ることを、

心から願っています。
そしてあなたと、あなたの闘いに繋がるすべての人々と連帯していることを誇りに思いま
す。
勝利の日まで、ともに闘いましょう!
(全日本鉄道労働組合総連合会:JR総連)

●本日,あなたがビルマのみならずアジア,そして世界の民主主義を推進し
人権を尊重する歩みを勇気づけられてきたことに敬意を表し感謝いたします。
今年は時あたかもアジア首脳会議が第二次世界大戦後初めて開催されます。
この会議を構想されたのは,あなたと同じくノーベル平和賞を受賞された金大中氏
でした。金氏も幾多の政治的苦難をのり越え,自国とアジアの民主主義の発展に
多大な貢献を果たしています。我々もあなたの人生がアジアの新しい時代を切り開く
ことに必ずや貢献する日が来ることを願い信じております。
在日ビルマ人の方々と一緒にあなたのご活躍を祈念しております。
 (岡崎智)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆スーチーさんへお誕生日メッセージを送ろう!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 60歳を迎えるスーチーさんへのメッセージをお寄せください。
こんなにも勇気ある女性を、私たちが誇りに思っているということ、
一日も早く、『自由』の身となり、ビルマの人々とともに本当の
『微笑み』を手に入れられるよう、心から願っているということ・・・。

 皆さまの熱き思いを、ぜひお寄せください。
 はるか遠い日本の地から、ビルマに届けましょう!

*締め切: 6月 10日(金)
下記、メッセージ用紙をコピーして、メッセージをご記入の上、
PFB事務局まで、ご返送ください。

頂いたメッセージはイベント当日にて来場者の皆さまへ紹介させて
いただくと共に、PFBのニュースレターやホームページ等へ掲載させ
ていただきます。(匿名希望の方は、ご連絡ください)

▼コピーはここから
*******************************
アウンサンスーチーさん 60歳のお誕生日おめでとうございます!
*******************************













【お名前/ご職業:              】

*******************************
 ▲コピーはここまで。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆イベント実行委員スタッフ  ボランティア募集!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  このイベントの企画・準備・当日のお手伝いをしていただける
  ボランティアスタッフを募集しています。
  在日ビルマ人と一緒に、イベントの準備をしてみませんか?
 (内容:イベント準備、翻訳、事務作業、ホームページなど)

  興味のある方は、ぜひお気軽にビルマ市民フォーラム事務局へ
  ご連絡ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 主 催 :アウンサンスーチーさんの60歳を祝う実行委員会
 協 賛 :ビルマ市民フォーラム、アムネスティ・インターナショナル日本
      在日ビルマ人民主化活動家のみなさん
-------------------------------------------------------
詳細問合せ先 : ビルマ市民フォーラム(PFB)事務局
       〒110-0016東京都台東区台東1-10-6サワビル3F
     いずみ橋法律事務所内
E-mail: pfb@mb.neweb.ne.jp
URL : http://www1.jca.apc.org/pfb/index.htm
TEL : 03-3832-4527 Fax : 03-3832-4523 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by yasu at 11:39| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(3) | ビルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月11日

こんな記者を使ってて恥ずかしくないですか?毎日新聞さん

 毎日新聞のサイトにこんな記事が載っています。

亀裂の入ったミャンマー−−民族劇場インドシナ<4>(小島 一夫)

 この人、以前にもアウンサンスーチーさんを馬鹿にしたようなことを書いていましたが、今度はもっとひどい。
 まずスーチーさんの写真につけられたキャプションが、「民主化のヒロイン、自宅前で演説するスー・チーさん。美人でありました。けれども拙には、その美人の隣りのボディー・ガードの鋭い視線が目に付きました。」
 何が言いたいのでしょうか?美人だから何なんですか?ボディー・ガードがあなたに危害でも加えましたか?彼女をこき下ろしてやろうという魂胆が丸見えです。

>こうしたビルマ民族支配に、他民族の憤まんは募るでしょう。日本人は、アウン・サンへの思い入れがあるみたいで、“スー・チーさんは、民主化闘争のヒロイン”となってしまうけれども、もし民主化なるものが成功してスー・チー大統領が誕生しても、スー・チーさんがビルマ人であるわけですから、「ビルマ族支配」が変わるわけではまったく無いんです。

 こんなことを書いていますが、まるっきり彼女の思想を理解していない証拠です。だいたい、彼女の父アウンサンは民族融和による独立を目指す途上で暗殺されました。スーチーさんもその意志を受け継ぎ(それだけではありませんが)、各民族が対等に生きられる国を目指しています。もちろん圧倒的多数のビルマ族が政治的には力を持ってしまうことはあるでしょう。しかし、それは少数民族弾圧とは全く次元の違う話です。そんなこともわからないのでしょうか?

>スー・チーさんを死刑にするのは簡単です。国外追放もすぐ、できます。中国は反共産党主義者をそうやって始末することで、難問を解決してきた。しかし、ミャンマー軍事政権はやらない。スー・チーさんも、国外亡命しない。

 この人は、だから軍事政権はスーチーさんを利用していて、スーチーさんも軍政に協力していると言いたいようですが、あきれてしまいます。
 軍政がスーチーさんに手出しできないのは国際的な圧力があるからでしょう。今でさえ経済制裁で苦しんでいるのに、そんなことをしたらイラクのようにやられてしまうかもしれない。そんな危険を冒すでしょうか?
 スーチーさんが国外に出ないのは、出てしまうともう戻れなくなるからです。民主化のために戦うことができなくなる。家族と会えなくても、ご主人の死に目にもあえなくてもビルマ国民のためにとどまっているのです。

 それにこの人、前半で語族の話なんかをしていますが、彼女の名前をアウン・サン・スー・チーと区切って表記などしています。ビルマではこんな細切れに区切ったりしません。アウンサンスーチーと区切らずに書く方が本来の音に近いのです。あなたの名前を小・島・一・夫と書いたら変なのと同じことです。

 それにこの人自分のことを拙などとあほみたいにへりくだって呼んでいます。書いていることは正反対に小馬鹿にした感じですけど。
 それからだいたい文章が下品です。こんな公のサイトに載せるようなものじゃない。

>皆さん、民族劇場の出し物を理解するには、フカーイ読みが必要でッセエー。民族劇場はまだまだ続きマッセエー。

 まだ続くんですか?(-_-)あなたこそもっと深く考えたらいかが?

 悪口ばかりになってしまいましたが、この記事、毎日新聞さんの考え方を代表していると思っても良いのですか?
posted by yasu at 13:43| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ビルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月08日

憲法世論調査

 連休中、子供が生まれたりしてずいぶん間があいてしまいました。
 憲法記念日には新聞各紙で世論調査などが発表されていました。東京新聞は、「逐条点検日本国憲法」という連載をしていたり、めずらしく憲法について偏り無く取り組んでいる新聞ですが、その東京新聞で「9条『改正』48%」と1面に出ていて驚かせられました。
 新聞に限らず世論調査というものの数字は、意図的につくられている恐れがあります。例えば、憲法改正の是非を問う前に「アフガニスタンやイラクなど国際紛争を解決するため世界中の国々が軍隊を派遣し平和構築に貢献しています。日本はこのまま何もしなくても良いと思いますか? −はい・いいえ・わからない− 」といった設問をいくつも置いておくと、「では、憲法改正についてうかがいます」と問われたとき、それでも改憲は必要ないと信念を持って答えることが出来る人がどれだけいるでしょうか?
 こういった社会調査の「技術」については「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめに詳しく書かれているので、世の中にばらまかれているゴミデータに惑わされないよう、読んでみることをお薦めします。
 読売新聞が「世の中の流れは改憲に向かっている」などと書くのは分かりますが、なぜ東京新聞が、という疑問がどうしても残ってしまいます。社説では空気に流されて改憲に走らず冷静に憲法を考えていくことを訴えているのに、なぜ?
 改憲の危機感を出したかったのか、それとも・・・・・?
 とにかく、生まれてきた子供に戦争と隣り合わせの生活をさせたくはありませんし、人権の制限された国で育てたくもありません。子どもが幸せに生きていける国であって欲しい。そう願うのは、政府の言う「愛国心」とは違うのでしょうね。
posted by yasu at 19:37| 埼玉 ☁| Comment(6) | TrackBack(3) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月27日

マレーシア: 「日本に謝罪要求を」議員から相次ぐ

マレーシア:
「日本に謝罪要求を」議員から相次ぐ


 日本の政府関係者は、「日本の歴史認識を問題にしているのは中国と韓国だけだ」などと間抜けなことをいっていましたが、それが嘘だとはっきりしてきました。
 戦争中、日本はほぼアジア全域で同様の残虐行為をしていたわけです。それがあまり問題になってこなかったのは、多くの国が戦後、開発独裁体制をとってきて日本からの援助と引き替えに国民の声を抑えてきた、という事情があったためでしょう。
 現在、経済成長を遂げて市民社会がある程度の力をつけてきた国ではこのような声が上がってきて不思議ではありません。それでもマレーシアなどでは、まだ日本の援助が必要ないというところまでは至っていませんから、難しいところでしょう。
 日本の政府も金と引き替えに言うことを聞かせるという、情けない態度はやめて、もっと大人になって過去をしっかりと反省してほしいものです。
posted by yasu at 12:17| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 反日デモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする