2005年09月29日

容赦なき戦争

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容赦なき戦争


 太平洋戦争下、日本人は白人と同等の「人」とは見なされず、猿や害虫のイメージを当て嵌められた。猿に近い下等生物がヒトラーの真似をして世界を破壊している。狡猾、二枚舌、残虐な日本人は駆除・殲滅しなければならない。同じ人間とは違う害獣・害虫は捕虜に取るより殺した方が望ましく、無差別爆撃や原爆投下にはなんの躊躇いもなかった。
 他方、日本では自らの純粋性を強調し、日本人を世界の指導民族と位置づける。鬼のように残虐な英米に対し、凛々しい桃太郎のイメージも登場する。極悪非道のアメリカ軍に降伏などしたらどんな恐ろしい目に遭わされるか知れない。それくらいなら玉粋し、英霊と奉られた方がましだ。
 映画、雑誌、漫画などあらゆるメディアを用いたプロパガンダが、双方の国民に同じ人間ではない「敵」への憎悪や恐怖を駆り立てていく。この人種主義が、殺すか殺されるまで終わらない容赦なき戦いへと導いていく。
 「敗北を抱きしめて」のジョン・W.ダワーによる壮絶な人種戦争の研究だ。当時の漫画など、貴重な資料も掲載されている。

 ここに描かれた日本の英米への視線、英米の日本への視線は、今世界がイスラム原理主義者やブッシュがテロリストと呼ぶ集団に向けているものと似ていないだろうか。自由主義を広めるためのテロとの戦いは、大東亜共栄圏建設のためのアジア解放の戦いとどう違うのだろうか。
 アメリカ人に掃討されているのはテロリストという人間でないものの集団ではない。私たちと同じ人間なのだ。

 金正日に会ったことのある日本人はほとんどいないだろう。しかし、ほとんどの日本人は彼の人間性を知っている、と思いこんでいる。日本のメディアがそのようにし向けているからだ。その人間像は本当なのだろうか?また、マスゲームに参加している人々は本当に一糸乱れぬほど洗脳されているのだろうか?

 この本は私たちに大きな問題を投げかけている。
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2005年09月28日

世界から孤立して行く日本

「週刊金曜日」9/23号では、今回の自民圧勝を海外メディアはどのように報じたか報告されています。
 中国、韓国の冷ややかな目は当然ですが、ドイツ、フランスでもかなり厳しく報道されています。ドイツでは「小泉の勝利=民主主義の損失か?」「日本は侵略者としての時期を抜け出してはいるが、その歴史への後悔の念が弱まっている。いずれにせよ罪の償いをする意志がないことは(日中・日韓間の)信頼にもとづく将来の協力関係に良い影響を及ぼさない」と指摘。
 フランスでは「結局、この国をどこに導きたいのかという点に関し、何も明確にしていない」「大衆迎合的なスタイル」が「とうの昔に政治問題に関心を失った有権者をおびき寄せるに至った」など。
 その中でアメリカだけは比較的好意的に報道されているようです。アメリカのために利用価値のあるものが勝ったのだから当然でしょうか。

 どうも世界からはすでに「民主主義の死んだ国」と見放されかけているようです。このまま小泉が暴走をしていけば、日本はアメリカの奴隷となって世界の冷たい風から庇護してもらうしかないのでは?
 そんな国にはしたくないですね。

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「週刊金曜日」 9月23日 発売号目次

■アジアにも米国にも見放される日本
小泉圧勝で日本外交は奈落の底へ(原田 武夫)
9月11日に実施された第44回総選挙は、自民党を含む大方の関係者の予想を裏切り、自公与党が3分の2の議席を占めるという結果になった。だが、この「小泉圧勝」がむしろ日本の首を絞めることになるだろう。すでにその兆しは出始めている。

総括 小泉総選挙
海外メディアが分析する「小泉圧勝」
極右政党に生まれ変わった小泉自民党の暴走を心配
【韓国】改憲による軍国主義化に危惧 日朝関係の前進に期待(青木 理)
【中国】消えぬ日本への不信感 無関心は小泉への期待ゼロのあらわれ(麻生晴一郎)
【ドイツ】似たもの同士ながら対極の選挙戦(梶村太一郎)
【フランス】市民革命の国が見抜いた「貧しい政治の光景」(成澤 宗男)
【米国】小泉賛美に染まったお粗末「ジャーナリズム」(成澤 宗男)
小泉自民党の圧勝に海外メディアから驚きの声が上がった。
日本の進路について主要メディアはどう分析しているのだろうか。


■連載小説3 草の記憶(椎名誠 画・はた万次郎)
オニユラシ その3


■「ガザ撤退」の裏にヨルダン川西岸地区併合
イスラエルが手に入れたもの(小田切 拓)
ガザからイスラエル入植者と軍の完全撤退が9月12日に完了したと世界的に報じられた。
占領地区から追い出されるユダヤ人は可哀相な被害者だったのだろうか。
posted by yasu at 08:41| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月20日

ビルマ民主化支援会

BurmaInfo(ビルマ情報ネットワーク)からのメールを転載させていただきます。
ビルマ民主化支援会のホームページが紹介されています。ビルマの問題がわかりやすくまとまっています。貴重な写真も多いので、是非ご覧ください。

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 以下、ビルマ民主化支援会からのお知らせを転送させていただきます。

箱田徹 (BurmaInfo www.burmainfo.org)
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みなさん
BCCで失礼いたします。
ミンガラーバ。2005年9月18日にビルマのクーデターから17年になりました。
このためにSCDB(ビルマ民主化支援会)から、ホームページに
写真と音楽をいれました。ご覧下さい。http://www.scdb.org/
あと、お知り合いにもこのメールを転送お願いします。
これからもビルマ民主化のためによろしくお願いいたします。
ココラット
SCDB(ビルマ民主化支援会)
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2005年9月18日、ビルマ軍事クーデターからまる17年、
ビルマ国民は、自国軍から脅され、奪われ、苦しめられてきました。
少数民族は、とりわけ迫害され、多くが土地も文化も失いました。

かつては、国民を守る存在だったビルマ国軍。
1962年、ネウィン将軍が独裁体制を築き、政治に介入し始めると、
軍は国民を苦しめる存在になりました。

軍が全権を握ってからも、独裁体制は美しく継承され、
現軍政トップのタンシュエ上将以下国軍は、今も国民を欺き、搾取を続けていま
す。
関心は、軍上層部の私利私欲にまみれた今の政治経済を存続させること。
国や国民が顧みられることはありません。
諸外国が、自国の政治事情と経済的関心から
この国と関係を結ぶなら、この状態は存続します。

ビルマ国民の人権は無視され続けてきました。
美しい国は、豊かな文化は、破壊され続けてきました。
1988年9月18日軍事クーデターから17年、
ビルマでは軍独裁者が政治をしています。
http://www.scdb.org/
2005年9月18日 SCDB(ビルマ民主化支援会)
posted by yasu at 13:57| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ビルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

9・11

 4年前のこの日、ワールド・トレード・センターの崩壊を目撃して平和な21世紀という
幻想を打ち砕かれた。
 そして昨日。小泉ファシズムが暴走し始める瞬間を目撃した。これから破壊されるものはいったい何だろう?
 今、自民党は何でもできる。国民がすべてを白紙委任してしまったのだから。郵政民営化?まあ、いいだろう。うまくいくかどうかは別として、やってみるのも悪くはない。
 次にくるのは?郵政だけで財政危機が切り抜けられるわけではない。自民党政権下で無駄な歳出削減ができるはずがない。当然大増税だ。
 次は教育基本法の改変。「国のために命を投げ出す人間を作るため」の教育が必要だそうだ。自民党議員の言葉である。
 そして憲法改変。まず国民投票法案では厳しい報道規制が取り入れられ、国民はその実態を吟味せずに投票しなければならなくなる。問われるのは「改革を止めるな」の一言だけだろう。
 今まで自民党では、9条を変えられれば上出来という考えがあったのではないかと思っている。しかし、今なら何でもできる。男女平等の否定、言論統制、国家利益のための人権の制限、さらには天皇の実質的な元首化まで盛り込んでくるかもしれない。
 徴兵制が復活し、郵便受けに赤紙が届いてから後悔してももう遅い。今回無責任に自民党に投票したものは、それが自ら招いたことだとしっかり自覚するべきだ。
posted by yasu at 12:58| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(2) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月07日

政府の腐敗から森林不法伐採が止まらないカンボジア

 カンボジアでは現在、森林伐採がとんでもない勢いで進んでいます。政府はそれをコントロールするはずなのですが、腐敗、汚職から違法な伐採を全く制御できていません。
 詳しくはメコン・ウォッチのホームページをご覧ください。
 このたびついに環境問題に取り組む国際NGOを国外へ排除する動きが出てきました。以下にメコン・ウォッチからのメールを転載します。

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カンボジアにおいて今年2月、違法伐採の問題に取り組む国際NGOのグローバルウィッ
トネスによる報告書2000部が、正当な理由なく没収されました。また7月には同
NGOの職員5名の入国が禁止されるという事件がおこりました。カンボジア政府は、
未だにこの処分に関する正当な理由を説明していません。

カンボジアで活動するNGOはフンセン首相に対し、このような理不尽な処分の取
り消しを求める書簡を送っています。また、EUや世界銀行などのドナーもカン
ボジア政府へ働きかけています。

日本でも、メコン・ウォッチ、国際環境NGO FoEジャパン、フェアウッドキャン
ペーンが、カンボジア政府に対して今回の処分に関する説明責任を求め、カンボ
ジアにおける人権の尊重と言論の自由、そして海外市民団体も含めた市民社会に
おける自由な活動が保障されることを要請するレターを、日本政府へ提出するこ
とにしました。

つきましては、主旨をご理解いただき、ぜひともみなさまの賛同をいただきたく
お願い致します。また、お知り合いの団体・個人の方にお声をかけていただけま
すと誠に幸いです

賛同していただける方は、9月8日(木)までに、団体/個人名を明記の上、メコ
ン・ウォッチ後藤goto@mekongwatch.orgまでご連絡いただけるよう、お願いいた
します。

◆この件についての詳しい情報は下記をご覧下さい
カンボジア森林>違法伐採監視NGOが国外追放(2005.9.2)
http://www.mekongwatch.org/resource/news/20050902_01.html

◆この件に関するご質問やご要望などは下記までお問い合わせ下さい。
(特活)メコン・ウォッチ 後藤
電話 03-3832-5034 ファックス 03-3832-5039
電子メール info@mekongwatch.org

======================【要請文】===========================

2005年9月XX日

外務大臣 XXXX様

カンボジア政府による海外市民団体職員の入国・活動禁止処分への対応を求める
要請書

1980年代後半から深刻化しているカンボジアにおける森林伐採の問題は、農
村部に住む多くの貧困層の生活へ打撃を与えており、政治家・軍による関与や汚
職の問題が国際的にも認識されています。そのため、1999年に東京で行われ
たカンボジア支援国(CG)会合以降、日本政府を含める援助国とカンボジア政府
との間で、森林セクターの改革が取り組むべき主要課題のひとつとして合意され
ています。また、世界銀行、IMFなどの国際機関も違法伐採の取り締まりを融資
の条件にするなど、カンボジア政府による対策強化を求めてきました。カンボジ
ア政府も2004年に発表したRectangular Strategyにおいて、汚職の追放を開
発戦略の優先課題とし、市民社会やドナーなど全ての利害関係者を含む開発にお
けるパートナーシップを掲げています(1) 。

しかし、このように市民社会の関与の重要がうたわれながら、カンボジアでは違
法伐採の問題に取り組む市民団体職員への脅迫や理不尽な処分が続いています。
2005年2月20日、カンボジアの森林セクター改革に長年貢献している国際
NGO、グローバルウィットネス (2)の出版物、Taking a Cut?
Institutionalized Corruption and Illegal Logging in Cambodia's Aural Wildlife Sanctuary 2000部が一切の説明なくカンボジア政府によりプノン
ペン国際空港で没収され、カンボジア国内での出版・配布が禁止になりました。
また、2005年7月18日には、再入国しようとした同NGOの職員1名が、十
分な説明なくカンボジア政府によりビザを取り消され、カンボジアへの入国を拒
否されました。その後、さらに4人が同じく入国禁止処分を受けています。また、
現地からの情報によればカンボジア国内に残る同NGOのカンボジア人職員も脅迫
を受け続けています。

グローバルウィットネスは、過去11年間、カンボジアにおいて違法伐採と汚職
の問題を指摘する活動を行っています。同NGOは、1999年以降、商業レベル
での違法伐採は縮小しているものの、生産森林や保護区での中規模な違法伐採は
全土で継続しており、森林局・政治家・軍・警察が関与していることを指摘して
います(3)。違法伐採が未だに存在する問題は、ドナーの自然資源管理ワーキ
ンググループ(WGNRM)によっても指摘されており(4)、適切な森林資源管理
が緊急な課題であるということは、2004年のCG会合においても確認されてい
ます。違法伐採問題は、国際的にも取り組むべき緊急課題としてG8グレーンイー
グルスサミットにおいて行動計画に盛り込まれたところです。同NGOはこの問題
を、極めて詳細な現地情報および分析結果をもとに訴え続けており、今回没収さ
れた報告書にもその内容が含まれていました。

いわば、森林セクター改革という、カンボジア政府と援助国・機関が主要課題と
して合意した問題そのものであるにも関わらず、違法伐採の詳細を明らかにする
市民団体が排除されるという、極めて理不尽な処分が下されています。カンボジ
ア政府は2004年の第7回CG会合において、グローバルウィットネスの活動を
「歓迎する」 (5)と明言しているにも関わらず、今回の処分に関する十分な
説明は行っていません。

すなわち、グローバルウィットネスが今回のような処分を受ける理由はまったく
見当たりません。なにより、民主主義が確保されるためには、政府の説明責任、
情報公開、言論の自由、そして海外市民団体も含めた市民社会における自由な活
動が保障される必要があります。カンボジア政府自身も、とりわけ森林セクター
の改革と汚職の追放のためにこうした原則の重要性を公言してきています。よっ
て、これらが現実において実施されるためにも、私たちは日本国内外で活動する
市民団体として、日本政府(6)へ次のことを要請します。

1.今回のグローバルウィットネスの排除に関するカンボジア政府の説明責任を
求めること

2.カンボジア政府に対して人権の尊重および言論の自由を確保するよう求める
こと

3.グローバルウィットネス職員への入国禁止をはじめとする処分、および上記
報告書出版禁止措置の解除をカンボジア政府へ求めること4.森林セクター改革
と汚職の追放へのカンボジア政府のコミットメントを確認すること

この問題に関しては、既にEUが外交ルートを使ってカンボジア政府へ問題提起し
ており、世界銀行も対話の機会を設けていると聞いています。是非、この要請書
にご配慮いただき、日本政府としてしかるべき対応をとっていただきたく、お願
い申し上げます。

注:

(1)Royal Government of Cambodia, Implementing the Rectangular Strategy andDevelopment Assistance Needs, November 2004.

(2)自然資源の開発と人権侵害のつながりを明らかにすることを目的とした調
査研究型の国際NGO。英国ロンドンに本部を置く。2003年にはノーベル平和賞の
候補団体として推薦されている。http://www.globalwitness.org/

(3)NGO Statement to the 2004 Consultative Group Meeting on Cambodia, P50-51.

(4)"Key Reform Issues in Forestry and Fishery Sectors on behalf of Donors' Working Group on Natural Resource Management (WGNRM)", CAMBODIA CONSULTATIVE GROUP (CG) Meeting, June 19, 2002.

(5)Royal Government of Cambodia, Implementing the Rectangular Strategy and Development Assistance Needs, November 2004, p33.

(6)日本政府は、2004年2月の「カンボジア国別援助計画」の中で、グッドガ
バナンスの強化および森林犯罪の監視モニタリングプロジェクトを援助の重点分
野として積極的に支援すると明記し、「今後の同国の経済社会開発に於いても、
我が国の貢献は他のドナー国・機関に比し、相当に重要な役割を担っており、こ
の認識の下、より効果的・効率的な支援を実施していく必要がある」、としてい
ます。また、2005年6月30日の会合では、在カンボジア日本大使館の高橋大使も、
森林セクター改革が適切に行われるよう、フンセン首相へ要請されています。


特定非営利活動法人メコン・ウォッチ
代表理事 松本悟
住所:東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル2F

特定非営利活動法人国際環境NGO FoE Japan
代表理事 岡崎時春
住所:東京都豊島区目白3-17-24-2F

フェアウッド・キャンペーン
満田夏花/坂本有希
住所:東京都港区虎ノ門1-18-1第10森ビル4F
posted by yasu at 16:58| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ほんとうにやっていいの?郵政民営化

 今朝の新聞にも「賛成か。反対か。」という自民党の広告が載っていました。相変わらず郵政一本で乗り切ろうとしているようです。裏を返せば、郵政以外に国民に賛同を得られる政策がないということでしょう。
 自民党政権の継続=サラリーマン増税、国民のごく一部の富裕層へさらなる優遇、貧困層の増大、格差拡大による社会の不安定化、教育基本法改定による国民統制、憲法改定、徴兵制の復活、と、小泉ファシズムへ突っ走るのは目に見えています。そんな中で郵便局がコンビニに変身して便利になったところでなんの意味があるのでしょうか?

 だいたい小泉さんにとって唯一の論点である郵政民営化にしても、それが本当に改革につながり日本を良くしていくものなのか疑問です。
 330兆円が民間に流れると言いますが、郵貯は今まで政府の言うまま国債を買い支えてきただけで資金の運用などしたことがないのです。それが突然自由にしていいといわれても、まともな運用などできるはずがない。結局アメリカのなんとかファンドに委託してアメリカの都合のいいように使われることになるのではないでしょうか?それが竹中平蔵の狙いでしょう。
 そしてそのなんとかファンドには運用を失敗しても責任がありません。手数料だけ取って郵貯の資金は目減りしていく一方です。

 さらに、郵貯が国債の買い支えをやめてしまうとどうなるか?2008年には国債の大量償還が控えています。いまでも低い格付けにあえいでいる日本国債は大暴落ということも大いにあり得ます。そうなれば日本の経済は崩壊します。南米の国であったような何百パーセントというハイパーインフレも起こるかもしれません。
 そこでもっとも苦しむのは一般の国民です。富裕層や政治家たちはその中でも平気な顔で「困ったことになった」と笑っているでしょう。

 それでも日本人は小泉を支持するんでしょうね。もうファシズムは始まってしまっているようですし。

 郵貯の問題については郵貯崩壊に詳しくかかれています。あくまで一つの可能性ですが、あり得ないとは言い切れないと思います。

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posted by yasu at 11:27| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

自民党圧勝か?

 世論調査などを見ると、どうも自民党が圧勝するようですね。「かっこいい」小泉さんに陶酔してしまっているんでしょうか。確かに「自民党をぶっ壊す」と言って、ほんとにそれをしてしまったことには胸がすっとされた方も多いことでしょう。
 でも、小泉さんは国民のためにそれをやったのでしょうか?どうもそれは怪しいようです。小泉さんには長年の経世会の自民党支配への恨みがあるようで、経世会を支える郵政票をぶっつぶしたい、というのが本音のようです。詳しくは「週刊金曜日」をお読みください。
 結局は自民党内の権力争いに過ぎないのですね。そんなことで日本の未来を決められてしまっていいのでしょうか?このまま自民党が勝ってしまったら、間違いなく日本はぶっ壊れます。


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「週刊金曜日」 9月2日 発売号目次

■9.11日本
郵政目くらまし選挙に騙されるな(本誌取材班)
第44回衆院選が30日に公示され、与野党が9月11日の投票に向けて12日間の
選挙戦に突入した。小泉純一郎首相は郵政民営化の是非を最大の争点とした
い考えだが、問われるのは、小泉政権の実績と政治姿勢だ。

「刺客」候補者たちの胸算用(横田 一)
「一人一殺」か「一殺多生」か、かつて血盟団は殺人を正当化しようとした
という。裏切り者を絶対に許さない党首やその手足となる「刺客」にも、
大義があるのだろう。「刺客」たちの裏事情を探る。

安保利権を狙う超党派の新国防族(野田 峯雄)
もちろん今回の選挙では郵政民営化だけが争点ではない。小泉政権下では、
長年の自民党悲願であった有事法制が成立し、軍事大国化が進んできたこ
とを忘れてはいけない。


■改正介護保険の表と裏
介護の現場はどう変わる?(甘利 てる代)
6月22日、改正介護保険法が参議院を通過しました。
2006年度から大きく転換する介護保険制度。
被保険者(利用者)の暮らしはどんなふうに変わるのでしょうか。


■列島アウトドア・ノート 第1回
セイヨウオオマルハナバチ、知床半島に接近す(平田 剛士)
各地で自然修復の動きが活発だ。外来種対策、砂防ダムの切り下げ、絶滅し
てしまった群れの復元……。
従来の自然保護運動の域を超えて、どうやらわがニッポン丸、本気で舵を切
り始めたらしい。
でも新航路は未知なことばかり。
逆行しているところもある。試行錯誤の現場を訪ね歩いた。
posted by yasu at 12:07| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月29日

靖国抗議行動弾圧

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 8月15日靖国神社への抗議行動の中で逮捕者が出たそうだ。大手新聞各紙では過激派6名と右翼2名が逮捕されたと報じられたそうだが、これは事実と違うようだ。
 どうやらメディアは警察の発表を鵜呑みにして記事にしたようだが、今の日本の警察が真実を発表すると考えることは難しい。岩波ブックレットの「これが犯罪? 『ビラ配りで逮捕』を考える」を読むと現在の公安の暴走ぶりがよくわかる。
 正当な手段で自らの信条を表明することで、それが国家の意にそぐわないものなら即逮捕されてしまう。現在、もうそんな世の中になってしまったのかと思うと、空恐ろしい。それを監視しなければならないはずのメディアが権力の言いなりでは、絶望的な気持ちになってしまう。せめて「週刊金曜日」のような雑誌が真実を伝え続けてくれることを応援したい。

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「週刊金曜日」 8月26日 発売号目次

■対談 早野透 宮台真司
2005年総選挙をどう読む
小泉流“非情”政治 なぜ支持率が高いのか
今回の郵政民営化法案否決による衆議院解散は、かつての自民党では考えられないものであろう。
また小泉純一郎首相は反対派の公認を取り消すだけでなく、反対派候補に「刺客」まで送りこみ、世間を驚かした。
今回の選挙をどう考えるか、政治に詳しい『朝日新聞』コラムニストの早野氏と社会学者である宮台氏に緊急対談してもらった。

小泉型の弱肉強食社会はこの国に似合わない(北村 肇)


■看板つけかえで終わった道路公団改革が示す
“民営化真理教”小泉首相のウソ八百(横田 一)
道路公団民営化は小泉純一郎首相の政治ショーに終わった。
総選挙の踏み絵に祭り上げられた郵政民営化問題も同じ結末に向かっている。


■辺見庸――死、記憶、時間、恥辱、想像力の彼方へ
いま、「永遠の不服従」とは何か


■炸裂する「静かな時限爆弾」アスベスト(粟野 仁雄)
高度経済成長時代、馬車馬のように働いた人が今、ばたばたと倒れる。潜伏期間30〜40年。
発症後5年の生存率は3・7%という悪性のがん、中皮腫。
牙を剥きだしたアスベストの危険を、業界も国も、はるか昔から熟知していた。

20年前から鳴り続いていた警鐘
横須賀石綿じん肺訴訟の軌跡(広田 研二)
クボタがアスベスト被害者数を発表したことで、にわかに注目を集める石綿じん肺だが、すでに20年前からその因果関係を主張し、救済を訴える裁判が闘われていた。
あらためて当事者たちの歩みを辿ってみた。

“静かな時限爆弾”
暮らしに潜むアスベスト(水原 博子)
アスベストによる健康被害が問題になっています。
耐火性に優れたアスベストは、身の回りの多くのものに使われました。
現在、もっとも多く使われているのは建材。
労働災害だけでなく、家庭内でアスベストに被曝する可能性もあるのです。
posted by yasu at 08:52| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

茶色の朝

tyairo.jpg
 茶色の朝という本が静かながら評判になっているようだ。フランク・パブロフ作、イラストがあのヴィンセント・ギャロ。
 最初は猫だった。茶色以外の猫が処分され「俺」は飼っていた猫に胸を痛めるが喉元を過ぎれば忘れてしまう。次は茶色以外の犬が禁止され、それを批判した新聞は廃刊になってしまう。何かおかしいと思いながら、「茶色に守られた安全」のなかでそれなりの快適な生活に身をゆだねていく。友人は茶色の犬を、「俺」は茶色の猫を飼って安心していたが、法律が変わり過去に茶色以外の犬や猫を飼ったことがあるだけで罪になるようになってしまう。「抵抗すべきだったんだ」と後悔をするが「俺には仕事があるし、毎日やらなきゃならないこまごましたことも多い。他の人たちだって、ごたごたはごめんだから、おとなしくしているんじゃないか?」と言い訳をしてしまう。やがてすべてが茶色に染まった朝、「俺」の家のドアがたたかれる。
 とても短い寓話だ。2002年にフランス大統領選で極右候補が決選投票まで残ってしまったときこの本がベストセラーになったそうだ。茶色はナチの制服の色からフランス人にとってはファシズムや全体主義のようなものを想像させるそうだ。ほんの後半に詳しい解説が付いている。是非多くの人に読んでもらいたい本だ。大切なのは思考停止をやめること。現在の日本の状況にも当てはまる。

 原水爆禁止世界大会に初めて参加した。戦後60年ということもあり、数多くの新たな参加者があったようだ。
 長崎での初日、8月7日は全体集会と文化の夕べで4千5百人が参加したそうだ。海外からも多くの代表が集まり、「参加案内」によると26カ国から264名が参加しているそうだ。特にフランスからは約130人も来ているということだ。全体集会でそのフランス代表の女性が挨拶をした。美しい。会場がざわついた。こんな人が先頭に立てば、そりゃ130人ぐらいついてくるだろう。
 文化の夕べでは被爆体験を合唱と語りで構成したものや沖縄読谷村の子ども獅子舞などが披露された。前方の真ん中辺に陣取っている海外代表たちが大いに盛り上がっていた。やっぱり外国人はこういうのを楽しむのがうまいですな。
 翌日はテーマ別集会で、私は「アジア・日本の平和」というテーマの会に出席した。韓国、フィリピン、中国、アメリカなどから代表が参加し各国からの報告、討論が行われた。
 韓国からは北朝鮮の問題、フィリピンからは米軍基地問題、中国からは日本の政権内に右翼が台頭していることへの懸念や中国の核保有問題などが報告されたが、すべてに共通するのはアメリカの世界戦略がその大元にあることのように感じられた。アメリカの代表からはアメリカの新世紀戦略http://www.newamericancentury.org/が紹介された。世界をコントロールしようとするアメリカの傲慢さがわかる。

 8月9日、被爆の痕跡を巡る散歩に参加した。朝、ホテルを出るとたちまち真夏の日差しが襲ってくる。すかさずコンビニに入り1リットルのお茶を買う。最近のペットボトルはコンパクトになって便利だ。路面電車を待つがなかなかやってこない。待っているだけでも体力を奪われていくが、ようやく来た電車内は人でいっぱいだ。
 午前9時を少しすぎた頃、集合場所の長崎新聞社前に到着した。人がいない。まだ5分も過ぎていないが、もう出発してしまったのだろうか。建物の周りを歩いてみるがそれらしい人の集まりは見られない。入り口前まで戻ってみると、ビルの中に人が集まっている。その中に入って見回してみるが、知っている顔は無いようだ。この集団でいいのだろうか。ふらふらと歩きながら迷っていると、若い女性に声をかけられた。
「平和散歩に参加されるんですよね」
 ここでよかったのか。それにしてもなぜ彼女は私の名前を知っているのだろう。労連の人だろうか。まあ、どうでもいいか。
 ほどなくして出発となった。炎天下、数歩進んだだけで汗が噴き出る。坂もあり時に階段の登りもあり、散歩というよりは苦行のようなものだ。半分が倒壊し一本だけで立っている鳥居。石に刻まれた文字も爆風が吹いてきた側は熔けて消えてしまっている。大学の1メートル四方ほど有りそうな石の門柱が傾いている。内側のそれより小さな柱は跡形もなく吹き飛んでしまったそうだ。川に落ちた教会の鐘楼は、水を堰き止めてしまったがその横に新たに川が造られ、そのまま保存されている。
 60年前のこの日、これが現実に起こったのだと考えると寒気がした。この目の前の場所でどれだけの人が死に、どれだけの人が苦しみもだえていたのか。
 しかし、暑さですぐ現実に引き戻される。見渡す今の街は平和だ。ぼやぼやしていたらおいていかれそうになった。また歩かなくては。
 如己堂というところに来た。二畳一間の小さな家だ。自ら白血病に冒されながら、被爆者の治療に力を尽くした永井隆博士が住んだ家だそうだ。恥ずかしながらこの方のことを知らなかった。3日前に原爆資料館へ行ったとき、売店で永井隆さんの本が並ぶコーナーがあった。そこで初めて知り、1冊本を買ってみた。その本もここで書かれたものかもしれない。どんな人だったのだろうか。帰ったら早速読んでみよう。
 平和公園は満員で入場制限されていた。
「毎年来てるけど、こんなの初めてよ」
 近くにいたおばあさんが、中に入ることが出来ないで係員に愚痴をこぼしていた。60年目の区切りということだけではないだろう。それだけ平和に危機感を抱いている人が多いのではないだろうか。
 坂を下って爆心地へ向かう。今は公園となっているその場所に原爆落下中心碑が立っている。ここにも多くの人が集まってきている。それにしても暑い。シャツはもう絞れば水が流れるほどだ。木陰を見つけて逃げ込んだ。
 11時2分、黙祷。サイレンが鳴る。一瞬の閃光、爆風、何もかも溶かす熱、そして闇。原爆資料館で見た光景を思い浮かべてみる。60年前のこの時間、その想像を超える地獄がここにあった。どれほどの苦しみか、どれほどの恐怖か。いや、ここにいた人はそんなものを感じる間もなく消えていってしまったのだろう。
 目を開くと平和な夏の日だ。この暑さにぐったりさせられる幸せを大切にしよう。
 記念式典が終わり、港近くの夢彩都というショッピングセンターに寄ってみると紀伊国屋書店があった。ちょうど「憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言」を買いたいと思っていたところだ。平和に関連したコーナーでもないかと思ったが、そこにあったのは扶桑社版歴史教科書の平積みだった。この長崎で8月9日にこのようなものを積極的に売るとは。なにも買わずに店を出た。店員は配本されてきたからそのまま並べただけなのだろう。自分で考えることをやめてしまった人間が増えているのだろうか。茶色の朝が近づいている気がしてならない。
 と、ここまで書いた後、新宿南口の紀伊国屋へ「憲法を変えて〜」を買いに行った。が、見つからない。入り口付近の一番目立つ場所にはあの歴史と公民の教科書や頭のおかしな漫画家の本など右翼系の本ばかり。店員に尋ねると岩波ブックレットは5階だという。行ってみるとやはり平積みは見つからず棚にわずか2冊が刺さっていた。こんなアカの本は絶対に売らないという決意が見て取れるようだ。ここは右翼の店だったのか、もうここで買うのはよそう、と思いつつ店を後にした。
 仕方がないので池袋で電車を降りリブロへ行った。新刊のコーナーを探すとかろうじて棚に面出しで置いてあった。それを手に取り中央の平積みを見て回ると東条英機の孫の本やアジアを見下した右翼本が大きなスペースを占めている。さらに入り口脇にはやはりあの漫画家の本が大量に積んである。なんだ、日本はもうすっかり真っ茶色じゃないか。何で今まで気がつかなかったのだろう。でも俺には仕事があるし、毎日やらなきゃならないこともある。他の人たちだって・・・いけないいけない。これからでも抵抗を始めないと。
posted by yasu at 13:43| 埼玉 ☔| Comment(4) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月16日

マウンマウンさん 大阪高裁で難民認定

 ビルマ情報ネットワークからうれしいメールが届きました。難民認定を巡って大阪高裁で争われていたマウンマウンさんが勝訴したそうです。
 大阪高裁はマウンマウンさんを難民として認定したということです。高裁が難民を認定したのは初めてのケースだそうです。
 03年4月に国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)からマンデート難民に認定されているので、あたりまえの結果ともいえるのですが、日本においてはなぜかこれが画期的な出来事となってしまいます。なにはともあれ、喜ばしい結果でした。
 ただ、喜んでばかりもいられません。法務省は最高裁に上告するかもしれません。法務省は難民のことなど考えていませんから、メンツのためにおそらく上告するでしょう。これほど難民に冷たく、国際的な義務を果たさない国が国連の安保理常任理事国入りなどと、片腹痛いですね。
 とにかく、上告はやめさせなければなりません。以下に法務省への要請書を求めるビルマ情報ネットワークからのメールを転載しますので、ご協力お願いします。

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日本ビルマ救援センター(BRCJ)からのお知らせです。

秋元由紀(BurmaInfo)

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マウンマウンさん 逆転勝訴判決!!
法務省に上告断念を呼びかけましょう

皆さま、

 ビルマ人難民のマウンマウンさんの難民不認定取り消し訴訟についてご報告と
お願いです。

 まずはとてもうれしい報告です。15日の大阪高裁は原告を難民ではないとし
た法務省の判断に誤りがあるとし、マウンマウンさんを難民として認定しました!
高裁で難民認定を勝ち取ったのは、なんとマウンマウンさんが初めてです。

 また皆さんにご協力いただいた「在留特別許可を求める要請書の署名」は、
計2241筆集まりました。短期間ではありましたが皆さんの注目とご協力に心から
感謝いたします。ありがとうございました。

 しかしまだ裁判は終わりではありません。裁判に破れた法務省が最高裁に上告
する可能性があります。
 期限は2週間です。それまでに被告=法務省が上告しなければ判決は確定し、
マウンマウンさんはやっと晴れて日本で自由の身になることができます。

 今、私たちができることは、法務省に働きかけ、上告を断念するよう要請する
ことです。

 皆さんにお願いです。以下に添付した要請書に日付、お名前、連絡先を記入し、
できれば一言、皆さんから法務大臣へのメッセージを書き添えて(ぱっと思いつ
かなければ、なくても構いません)、以下の宛先までメールか郵送でお送りくだ
さい。メールの場合は、集約先のアドレスにもあわせてお送りください。

 期限は6月30日です。それまでに法務省側が上告を断念した情報が入ればお
知らせします。
 なお「在留特別許可を求める署名」については、別途賛同団体を募って提出す
る要請文とともに、法務省入国管理局に提出させていただきます。

 皆さまのお力添えで画期的な判決を勝ち取ることができました。
 あと、もう一歩です! 今回の行動にもぜひご協力ください。

 この文面は以下のURLでもご覧になれます。
 http://www.burmainfo.org/brcj/ua-mgmg_200506.html

----------------
(要請書宛先)

メール(法務省と集約先の両方に送ってください):
webmaster@moj.go.jp(法務省), carlan@mrc.biglobe.ne.jp(集約先)

郵 送:
〒100-8916
東京都千代田区霞ヶ岡1−1−1
中央合同庁舎第6号館
法務省
法務大臣 南野智惠子 様


(要請書本文)
------------------
東京都千代田区霞ヶ岡1−1−1
中央合同庁舎第6号館 法務省

法務大臣 南野智惠子 様


ビルマ人難民マウンマウンさんに対する大阪高裁判決への上告断念を求める要請書


 大阪高等裁判所は2005年6月15日、ビルマ(ミャンマー)人難民申請者
マウンマウンさんによる難民不認定取り消し訴訟について、難民不認定処分と退
去強制令書発布処分を取り消す原告勝訴の判決を下しました。

 01年10月の来日から3年8カ月後、03年4月に国連高等難民弁務官事務
所(UNHCR)からマンデート難民に認定されてから2年後になって、ようや
く本人の訴えが裁判所によって全面的に認められました。マウンマウンさんは上
陸直後から1年半に渡り、西日本入国管理センターに収容されていました。

 難民不認定の取り消しを求めた裁判で、高等裁判所が原告側の訴えを認め、難
民と認定したのは今回が初めてです。

 1988年の民主化運動から17年が経つ現在も、ビルマ軍事政権は国内支配
の手を緩めていません。6月19日に60歳を迎える民主化運動指導者アウンサ
ンスーチーさんを始め、1500人余りの政治囚が今も自由を奪われています。

 同国の人権状況に改善が見られないことは世界的な関心事です。最近も国際労
働機関(ILO)は、軍政の強制労働廃止への取り組み不足を非難し、制裁措置
の再開を決めています。

 今回の判決が認めるように、ビルマ軍事政権は国外の反政府活動をも厳しく監
視しています。日本国内で活動を続けるマウンマウンさんが送還されれば、迫害
の危険が及ぶことは明らかです。

 法務省におかれましては、今回の司法判断を尊重し、マウンマウンさんに難民
認定を行うこと、また最高裁判所への上告を行わないよう要請します。


(一言お書き添えください)



日 付:2005年6月 日
名 前:
連絡先:

---------------
(ここまで)

メール宛先(法務省窓口と集約先の両方に送ってください):
webmaster@moj.go.jp, carlan@mrc.biglobe.ne.jp

※件名を『ビルマ人難民マウンマウンさんに対する大阪高裁判決への上告断念を
求める要請書』としてください。

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◇■日本ビルマ救援センター(BRCJ)事務局■◇

FAX:050-2008-0125
E-Mail:brcj@syd.odn.ne.jp
URL:http://www.burmainfo.org/brcj
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posted by yasu at 09:32| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ビルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする