2005年11月04日

結党50年記念文集か 自民党新憲法草案

「週刊金曜日」 11月4日 発売号目次

■つくることに意義がある?
結党50年記念文集か 自民党新憲法草案
10月28日、自民党が「新憲法草案」を発表した。昨年の「論点整理」以来、要綱や条文案などを発表しては批判されたせいか、時代がかった言い回しは消えた。
だが、現行憲法の崇高な理念を逸脱した内容はもはや「改正」ではなく、自民党の言うとおり、現行憲法とは異質の「新憲法」である。
結党50年を祝うあまりに羽目を外したとしても、国政を担う与党なら国家の根本理念からは外れないようにしてほしいものだ。
【第9条】軍隊が証明する戦後民主主義のもろさ(半田 滋)
【前文】戦争の反省と「平和的生存権」が消滅(高橋哲哉)
【信教の自由】靖国参拝できる条文に(高橋 哲哉)
【市民の権利】憲法理念を覆す人権の制約(大山 勇一)


■トヨタに過去最大127万台リコール発覚も
東京モーターショーとメディアの癒着(編集部 平井康嗣)
世界の主要産業である自動車。日本はトヨタ、日産、ホンダなど、世界に名だたる企業を抱えている。もちろん東京モーターショー(10月21日〜11月6日)は世界中が注目しているが、その巨大産業とメディアとの関係は表面化しない。


■憲法座談会
改憲掲げる小泉自民党にどのように抵抗するか
司会/本多勝一・本誌編集委員
日高六郎・吉岡忍
憲法を変えようという動きが急だ。
パリから一時帰国した社会学者・日高六郎氏と、ノンフィクション作家・吉岡忍氏に、本多勝一・本誌編集委員が憲法と世界、そして私たちが今後できることについてたずねた。

■[好評連載] ピョンタくんの楽しい戦争 石坂啓
posted by yasu at 15:12| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月08日

憲法世論調査

 連休中、子供が生まれたりしてずいぶん間があいてしまいました。
 憲法記念日には新聞各紙で世論調査などが発表されていました。東京新聞は、「逐条点検日本国憲法」という連載をしていたり、めずらしく憲法について偏り無く取り組んでいる新聞ですが、その東京新聞で「9条『改正』48%」と1面に出ていて驚かせられました。
 新聞に限らず世論調査というものの数字は、意図的につくられている恐れがあります。例えば、憲法改正の是非を問う前に「アフガニスタンやイラクなど国際紛争を解決するため世界中の国々が軍隊を派遣し平和構築に貢献しています。日本はこのまま何もしなくても良いと思いますか? −はい・いいえ・わからない− 」といった設問をいくつも置いておくと、「では、憲法改正についてうかがいます」と問われたとき、それでも改憲は必要ないと信念を持って答えることが出来る人がどれだけいるでしょうか?
 こういった社会調査の「技術」については「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめに詳しく書かれているので、世の中にばらまかれているゴミデータに惑わされないよう、読んでみることをお薦めします。
 読売新聞が「世の中の流れは改憲に向かっている」などと書くのは分かりますが、なぜ東京新聞が、という疑問がどうしても残ってしまいます。社説では空気に流されて改憲に走らず冷静に憲法を考えていくことを訴えているのに、なぜ?
 改憲の危機感を出したかったのか、それとも・・・・・?
 とにかく、生まれてきた子供に戦争と隣り合わせの生活をさせたくはありませんし、人権の制限された国で育てたくもありません。子どもが幸せに生きていける国であって欲しい。そう願うのは、政府の言う「愛国心」とは違うのでしょうね。
posted by yasu at 19:37| 埼玉 ☁| Comment(6) | TrackBack(3) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月13日

「週刊金曜日」で憲法キャンペーン

kinnyoubi.bmp
 週刊金曜日でこれから1年憲法キャンペーンを展開するそうです。この雑誌の編集委員は落合恵子・ 佐高信・椎名誠・筑紫哲也・本多勝一という顔ぶれ。数少ない、ジャーナリズムという言葉が当て嵌まる雑誌だと思います。
 最近中国・韓国との関係が急激に悪くなっています。中国のデモは確かに異常ですが、その原因をつくったのは小泉さんではなかったでしょうか。自分の責任を認めず、「中国の責任だ」などとつっぱている姿を見ると、まるで子どものけんかのようです。このまま戦争に突っ走ってしまうのでは?と、不安になります。中国や韓国を黙らせるためには改憲が必要だ!などという世論をおこそうとでもしているように思えてしまいます。小泉さんは戦争ごっこがやりたくてしょうがないんじゃないですかね。ガキだから。
 大手マスコミは政府よりの報道しかしません。流されないようにじっくり考えましょう。そのためにはこの「週刊金曜日」は最適だと思います。

以下は4/8号の内容です。

■憲法改悪を許さない
憲法キャンペーン第1弾
憲法変えれば未来は薔薇色?

自民党は結党50年の今年、改憲へ向けた具体的日程を公言し、
独自の憲法案を「己も他もしあわせになるための共生憲法」
と自賛する。憲法を変えて新しい国づくりをしたいという
民主党。現実に憲法をあわせようという公明党。まるで憲法
さえ変えれば社会の諸問題が解決されるかのような口ぶりだ。
だが、改憲勢力が描く「薔薇色の未来」に目を奪われている
うちに、いつのまにか「国民の責務」という棘に権利や自由
をからめとられ、身動きのできない状態になってしまうのでは
ないか。そうさせないために、小誌ではこの1年、
憲法キャンペーンを展開する。第1弾では、まず現状を冷静に
把握し、「護憲」勢力の課題について考えるところから始めたい。

「3分の2」の攻防
読みにくい永田町の憲法地図(白金 太郎)

自民党は悲願の憲法改定で盛り上がり、
「これまでの野党とは違う」ことをアピールしたい民主党が
この動きに反応している。ただ、4日に改憲草案要綱を発表した
自民党にも慎重派があり、民主党は改憲派と護憲派の差が
激しい中、どう着地するのかが注目される。永田町の地図は
どう読めばいいのか。


「守る」ではなく「守らせる」
憲法が縛るのは民ではなく権力(高橋 哲哉)

自民党は昨年6月に同党憲法調査会が「論点整理」、11月に
「憲法改正草案大綱」を公にし、同党の基本的方針を明らかにした。
大綱はその後参議院での反発から撤回されたが、目指す方向性に
変わりはない。憲法改正の狙いと、改正論議そのものの問題点に
ついて改めて考える。

共産・社民・みどり 若手関係者座談会
「しがらみ」捨てて
今こそいっしょにやりましょう

「憲法の危機」が叫ばれ、憲法のために結束する動きが各地で
起きている。同じ「護憲」を掲げながら、目に見える「共闘」が
見られない政党に結束を期待する声は少なくない。しがらみの
ない世代の党関係者が、共闘のあり方について率直に語りあった。

これだけは知っておきたい
「国民投票法案」Q&A(隅野 隆徳)

与党が今国会への提出を目指している憲法改正国民投票法案に
ついて、日本ペンクラブ(井上ひさし会長)が白紙撤回を求める
など、反対の声が強まっている。そもそも国民投票法案とはどう
いったものか。どう考えればよいか。そのイロハから考える。

大統領に勝訴した大学生
ロベルト・サモラ氏 講演抄録
九条を守る闘いを歴史的実例に

2月25日、「憲法行脚の会」が主催した集会で、サモラ氏が自分の
行動の意義と、平和への想いを語った。その講演を抄録する。

わたしと憲法(1)
ロベルト・サモラ氏
日本の憲法を守ることは日本人だけの問題ではない


■大メディアの正体(10)
愛知万博をちゃっかり利用したNHK(本誌取材班)

テレビ放送(白黒)の開始、カラー化、衛星放送の登場など、
新技術によってNHKは収入を伸ばしてきた。その結果生まれた
“技術至上主義”は、視聴者が望む水準をはるかに超えた研究に
受信料をつぎ込むところまできている。その典型が愛知万博で
展示されているスーパーハイビジョンだ。そして技術畑のトップが
会長に上り詰めた橋本元一氏なのだ。

【コラム】小幡績・慶應義塾大学助教授インタビュー
    「マネーゲームをしているのはフジのほうだ」

ニッポン放送の買収に端を発したフジサンケイグループとライブ
ドアの対立は新局面を迎えた。ニッポン放送が保有するフジ
テレビ株をソフトバンク・インベストメントに貸し出すなど、
フジテレビ側の一連の対応はどう評価すべきなのか。ライブドア
問題に詳しい専門家に話を聞いた。
posted by yasu at 21:20| 埼玉 ☁| Comment(3) | TrackBack(5) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月01日

埼玉大・三輪教授が市民講座始める 大宮区で「憲法を指針に」

埼玉大・三輪教授が市民講座始める
大宮区で「憲法を指針に」


 今の憲法を押しつけられたのは権力者であって、国民には幸運にもたらされたものだということですね。現行憲法は国家権力が好き勝手なことをしないように縛りをかけるものなので、この話はよく分かります。
 政府はこの縛りを外して、逆に国民を縛るものに変えようとしています。この憲法の役割の正反対への逆転が、政府のほんとうの狙いなのでしょう。改憲がかなえば、政府は国民を再び奴隷のように扱うことが出来るようになる。
 三輪教授のように立ち上がる人が増えています。今行動を起こさないと未来はないという危機感がそうさせるのでしょう。まずはこのような方々の声を聞き、考えてみてはどうでしょうか。
posted by yasu at 21:33| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月31日

自衛軍保持明記、国際貢献の役割規定 自民党委憲法試案

自衛軍保持明記、国際貢献の役割規定 自民党委憲法試案

 自民党の改憲案の9条についての試案が出たそうです。軍の保有を明記し、「国際の平和と安定に寄与するため、自衛軍を用いる」そうです。さらに戦争の放棄についても文章を変えるということです。
 「平和主義の理念を書き込む」とのことですが、それで十分なのでしょうか。それで平和は保たれるのか?「平和主義の」憲法は日本独自のものだと勘違いしている人も多いかと思いますが、そうではありません。長年戦争を続けているインド・パキスタンですら憲法に「国際平和」を掲げているのです。「戦争の放棄」をうたう憲法はいくらもあるのです。しかし実際にはそれだけで平和は守られなかった。
 日本の憲法はそれらとどこが違うのか。それは「戦力の不保持」が書かれているかどうかの違いではないでしょうか。やはりこれが決定的な重みを持っていたんだと思います。
 さらに試案では「国際の平和と安定に寄与するため、自衛軍を用いる」となっています。戦前も大東亜共栄圏の構築という壮大な「国際貢献」を口実に、実態として全く違った侵略をやってきたのではなかったのでしょうか。
 これから上程される国民投票法案では改憲案に不平を言うと逮捕されてしまうことになっています。
 戦後60年、ふたたび同じ過ちをくり返してしまうのでしょうか?
posted by yasu at 13:31| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月26日

九条の会

九条の会というのをご存じでしょうか?
大江健三郎さんや井上ひさしさんといった人たちが憲法の九条を守るために立ち上げた会です。これだけ有名な人たちが集まっているのに、大手新聞やテレビなどではまったく取り上げられていません。
以前、読売新聞の記者に話を聞いたことがあるのですが、今、政府の意に反することを記事に書くと、政府の報道機関への発表の場から締め出されてしまうそうなんです。報道機関としては公式な情報が取れなくなると困るので、しぜんと微妙な問題は避けてしまう。
現実として今の報道機関は、大本営発表のようなものになってしまっているようです。
憲法改正の気運を高めるための記事を躍起になって載せ、志を持った人たちの会については完全無視をする。
このまま改憲に突っ走ってしまうのでしょうか?
posted by yasu at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする