2008年05月10日

ビルマ・サイクロン − 被災者の手に届く支援を!

ビルマの民主化を支援しているビルマ市民フォーラムからサイクロン被害について声明が出されました。

以下に紹介させていただきます。

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                緊急声明

ビルマ(ミャンマー)・サイクロン − 被災者の手に届く支援を!


5月2日から3日にビルマ中・南部を襲った大型サイクロン「ナルギス」に
よる被害が拡大している。軍政は5月7日現在、サイクロンによる死者数を
約2万3000人と発表している。しかし、駐在大使館関係者や人道支援を
行っているNGOなどは、死者は10万人を越えるとの見方を示している。
負傷者や水・食料・避難場所を確保できない被災者は数百万人以上に
のぼるとみられている。

軍政はサイクロン情報を住民に事前に伝えなかった。さらに、被害の甚大さが
明らかになっているにも関わらず、一部地域を除いて国民投票を予定通り5月
10日に実施する旨発表している。ヤンゴン管区の40の郡およびイラワジ管区の
7つの郡でのみ、投票日が5月24日に延期された。被災地で多くの人々が
最低限の支援も得られていない状況を受け、軍事政権は国民投票の実施
よりもまず、人々の救援活動に全力を尽くすべきである。

軍政はまた、国際社会からの緊急人道支援の受け入れにきわめて消極的で
あるために救援活動が遅れ、被害が拡大している。さらに、ラングーンで軍政
当局が僧侶による支援活動を妨害したり、貴重な物資を高い値段で市民に
売っているなどという報告もある。
軍事政権が「人災」を起こしているも同然である。[★]

基本的人権が保障されていない軍政下のビルマにおいては、真の援助ニーズ
を把握し適切で十分な援助活動をすることが非常に困難な状況かと思われる。
援助を行う際はこれまでビルマの人々を抑圧してきた軍事政権を利するように
ならないよう注意する必要がある。

日本を含めた各国政府や国連機関、国際援助機関、企業などが支援金や
救援物資の提供を申し出ている。それらの支援金や救援物資が、援助を
必要としている人々に配布されるかどうか、援助をする側はよく確認し、留意
する必要がある。


軍政は国民の救援や生活の建て直しに全力を尽くすべきである。援助を申し
出ている政府や国際援助機関、NGOなどの活動への制限を解除し、迅速に
効率よく援助が行き渡るように動くべきである。


2008年5月9日
ビルマ市民フォーラム


問合せ先:
ビルマ市民フォーラム事務局 03-5312-4817
ビルマ情報ネットワーク 080-2006-0165

追記)
ビルマ市民フォーラムは1996年12月に結成された市民団体で、ビルマ(ミャンマー)に

おける人権の確立と民主化の推進を目標に、国内在住のビルマ人(難民および難
民申請者を数多く含む)、ならびにこの問題に関心を有する多くの日本人と共に、
さまざまな活動を続けています。
posted by yasu at 15:42| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | ビルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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